特許
J-GLOBAL ID:200903028870257730

車両用暖房装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-279553
公開番号(公開出願番号):特開平10-119549
出願日: 1996年10月22日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】【課題】 保温タンクを有する車両用暖房装置において、乗員の温感に応じて送風制御を行う。【解決手段】 水温センサ117は、保温タンク40からヒータコア12へ流入する温水温度を検出する。そして、イグニッションスイッチがオンされた後、エンジン冷却水温度センサ121の検出温が35°Cより低く、水温センサ117が検出した温水温度が45°Cより高いときは、即効暖房空調モードとする。そして、即効暖房空調モードでは、水温センサ117の検出温TW2の温度が高くなるほど、送風機13の送風量が大きくなるように設定されている。
請求項(抜粋):
水冷式エンジン(3)の冷却水回路(1、2)中に、エンジン冷却水が入出し、このエンジン冷却水を貯留する断熱構造からなる保温タンク(40)と、この保温タンク(40)の下流側にエンジン冷却水を熱源として空気を加熱する加熱用熱交換器(12)と、この加熱用熱交換器(12)へ流入する冷却水の流量を調整する流量調整手段(11)とを設け、この流量調整手段(11)により前記保温タンク(40)に貯留されたエンジン冷却水を微小量、前記加熱用熱交換器(12)へ流入させて車室内を即効的に暖房する即効暖房空調モードと、前記微小量より大流量の前記エンジン冷却水を前記加熱用熱交換器(12)へ流入させて車室内を暖房する通常暖房モードとを有する車両用暖房装置(100)であって、前記加熱用熱交換器(12)へ流入する冷却水温度(TW2)を検出する熱交換器側温度検出手段(117)と、前記加熱用熱交換器(12)に向かって空気を送風して、車室内に前記加熱用熱交換器(12)にて加熱された温風を送風する送風機(13)と、前記熱交換器側温度検出手段(117)にて検出される冷却水温度(TW2)に基づいて前記送風機の送風量を制御する送風制御手段(113)とを有し、前記送風制御手段(113)は、前記熱交換器側温度検出手段(117)によって検出される前記冷却水温度(TW2)が同一の冷却水温度であっても、前記即効暖房モードにおける送風量を前記通常暖房モードにおける送風量より小さくすることを特徴とする車両用暖房装置。
IPC (3件):
B60H 1/08 611 ,  B60H 1/12 641 ,  F01P 7/16 504
FI (3件):
B60H 1/08 611 Z ,  B60H 1/12 641 A ,  F01P 7/16 504 E

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