特許
J-GLOBAL ID:200903028873881272

OFDMデジタル受信機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大岩 増雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-209108
公開番号(公開出願番号):特開2001-036495
出願日: 1999年07月23日
公開日(公表日): 2001年02月09日
要約:
【要約】【課題】 OFDMデジタル受信機において、ガード期間、有効シンボル期間がモードにより異なるデジタル信号を復調可能な受信機を得る。【解決手段】 上記目的を達成するために、本発明におけるOFDMデジタル受信機は、モードに応じて異なる有効シンボル期間およびガード期間より構成される実シンボル期間からなる受信データ列と、このデータ列を有効シンボル期間遅延させたデータ列との相関係数を求める相関演算手段を備え、存在する複数のモードに対応した相関係数を求める。続いてこれらの相関係数を各モードの最小ガード期間に相当する期間加算した相関和を求め、この相関和を実シンボル期間に相当する期間で連続して区切り、この区切られた相関和同士を加算し、その加算結果に基づいてガード期間とシンボル期間の区切りを検出し、受信データ列の復調を行う。
請求項(抜粋):
有効シンボル期間、および前記有効シンボル期間後半部の信号と同一の信号を有するガード期間からなる実シンボル期間を構成単位とする時間領域のデータ列であって、前記有効シンボル期間およびガード期間がモードに応じて異なる前記データ列を受信する受信機において、前記データ列と前記データ列を有効シンボル期間遅延させたデータ列との相関係数を求める相関演算手段と、前記ガード期間のうちその期間が最小である最小ガード期間に等しい期間内における前記相関係数の相関和を前記実シンボル期間以上求める相関和演算手段と、前記相関和演算手段により連続した前記実シンボル期間において求められる前記相関和を加算する相関和加算手段と、前記相関和加算手段の出力に基づいて、前記ガード期間および前記有効シンボル期間の区切りを検出する検出手段と、前記検出手段により求まる前記区切りに基づいて前記データ列の復調を行う復調手段とを備えたことを特徴とするデジタル受信機。
Fターム (5件):
5K022DD00 ,  5K022DD13 ,  5K022DD17 ,  5K022DD19 ,  5K022DD42

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