特許
J-GLOBAL ID:200903028876615689

フォーカルプレンシャッタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠原 泰司 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-115841
公開番号(公開出願番号):特開平10-307313
出願日: 1997年05月06日
公開日(公表日): 1998年11月17日
要約:
【要約】【課題】主に従来の部材の形状を変えるだけで漏光を抑制できるようにした小型化,高速化に有効なフォーカルプレンシャッタを提供すること。【解決手段】シャッタ地板1の開口部1aから上方へ侵入した光は、その一部が中間板12の遮光壁12eと、突出部12gと、シャッタ地板1とで囲まれたスペースで反射を繰り返して減衰されるので、開口部12aへ侵入してくる光量が抑制される。また、一部は遮光壁12e,23mの間から後羽根群13の羽根室に入ろうとするが、殆どが遮光壁12e,23m間で減衰され、例え入っても補助地板23の折曲部23a1 によって反射され、フィルム25へ実害を及ぼさない。更に、開口部1aから下方へ侵入した光は、遮光壁12fと緩衝部材24の間から後羽根群13の羽根室に入ったとしても、突出部23sによって反射・減衰され、フィルム25へは実害を及ぼさないようになっている。
請求項(抜粋):
各々開口部が形成されていて所定の間隔を空けて相互に取り付けられておりカメラ内において一方をレンズ側に他方をフィルム側にして配置される二つの地板と、前記各開口部と共に長方形の露光開口を構成するための開口部が形成されており前記二つの地板の間に配置されていて該二つの地板との間に夫々羽根室を形成する中間板と、複数の羽根を有していて前記羽根室の一方に配置されており露光作動時には前記露光開口を覆っている展開位置から該露光開口の一対の長辺を横切る方向へ作動し該露光開口から退いた重畳位置まで移動する先羽根群と、複数の羽根を有していて前記羽根室の他方に配置されており露光作動時には前記先羽根群と同じ方向へ作動して前記露光開口から退いている重畳位置から該露光開口を覆った展開位置まで移動する後羽根群とを備えており、前記中間板には、前記長辺の長さ方向に該長辺の長さと略同じかそれ以上に長い少なくとも一つの折曲形状をした遮光壁が、前記羽根室の一方を覆うようにして形成されていることを特徴とするフォーカルプレンシャッタ。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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