特許
J-GLOBAL ID:200903028878741053
液体噴射記録ヘッド、その製造方法、及び同ヘッドを備えた記録装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-347737
公開番号(公開出願番号):特開平6-191036
出願日: 1992年12月28日
公開日(公表日): 1994年07月12日
要約:
【要約】【目的】 インク吐出方向の安定化を図ると共に、耐久性を高める。【構成】 基板1に流路端部形成溝3を設け、ここに撥水性硬化樹脂層5を形成する。その上に可溶性樹脂よりなる帯状の固体層を重ね、更にその上に撥水性樹脂からなる硬化材料層13を被覆した後、前記固体層を溶出して流路15を形成する。次いで、硬化樹脂層5で切断する。そして更に、流路、液室を親水化処理する。これにより吐出口端面19を均一材質の撥水性樹脂で形成できる。
請求項(抜粋):
(A)液体を吐出するのに利用されるエネルギーを発生する液体吐出エネルギー発生素子を備えた基板面に前記素子と所定間隔離間して流路端部形成溝を形成する第1工程、(B)流路端部形成溝に撥水性付与活性エネルギー線硬化性材料を硬化させた撥水性硬化樹脂層を形成する第2工程、(C)少なくとも前記撥水性硬化樹脂層上の少なくとも一部から前記素子上面にかけて除却可能な固体層を形成する第3工程、(D)固体層を形成した基板面に撥水性付与活性エネルギー線硬化性材料よりなる材料層を積層する第4工程、(E)前記材料層の液室形成予定部以外の部分に活性エネルギー線を照射することにより前記形成した材料層を硬化させる第5工程、(F)前記材料層未硬化部分を溶解除去する工程、前記材料層を硬化させた積層体を撥水性樹脂層が配された位置において切断する工程、固体層を溶解除去する工程、及び液路内面と液室内面とを親水化処理をする工程とを有する第6工程、上記(A)、(B)、(C)、(D)、(E)、(F)の各工程を有することを特徴とする液体噴射記録ヘッドの製造方法。
IPC (2件):
FI (2件):
B41J 3/04 103 B
, B41J 3/04 103 H
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