特許
J-GLOBAL ID:200903028880417573

訓練装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-146756
公開番号(公開出願番号):特開平10-333543
出願日: 1997年06月04日
公開日(公表日): 1998年12月18日
要約:
【要約】【課題】 学習者の行為の適切さから課題の模擬状況の再度生成又は別課題への切替えを行い学習効果、効率を向上させた訓練装置を得る。【解決手段】 対話管理部203が学習者の発話意図に従ってシミュレータ204を制御し、課題状況生成部208が将来、課題とする模擬状況を得るように204を修正制御し該模擬状況の成立又は生成が不可能となったことを判断し、学習者行為評価部205が模擬状況における学習者の行為の適切さを評価し課題の成否を決定し、課題状況再設定部212が課題の模擬状況を再度生成するため204に対する修正制御を行うと共に該修正制御の結果を再設定情報として出力し、課題管理部207が学習課題保持部211の課題情報を目標課題として設定し、学習者が模擬状況で適切な行為を行なったことを208、205を用いて検知するまでは、208、課題状況再設定部212で課題の提示制御を行う。
請求項(抜粋):
訓練環境を模擬した結果を模擬状況として作成するシミュレータと、これを表示する表示手段と、上記シミュレータを用いて学習者に提示すべき模擬状況と該模擬状況のもとで学習者が実行すべき適切な行為とを併せて課題とし、実際に学習を行う課題の課題情報を保持する学習課題保持手段と、上記模擬状況と学習者の発話意図とを現在の状況として保持する状況記憶手段と、上記状況を参照し学習者の発話意図に従って上記シミュレータを制御するとともに、発話意図を上記状況記憶手段へ送る対話管理手段と、課題として学習者へ提示すべき模擬状況の成立条件を定めた課題状況情報保持手段と、将来において上記課題模擬状況が得られるように、上記シミュレータに対して修正制御を行う方法を定めた状況修正情報保持手段と、上記課題情報と課題状況情報と上記状況修正情報とを用いて、シミュレータに対する修正制御を行うとともに、上記状況を参照して課題模擬状況となったことを検知したときには課題到達通知を出力し、該状況修正情報を用いて該課題模擬状況を生成することが不可能であることを検知したときには課題到達不能通知を出力する課題状況生成手段と、上記課題模擬状況における、学習者の行為の適切さを判断する評価基準を定めた適否評価規則保持手段と、上記課題情報と適否評価規則と状況とを参照して、学習者の行為の適切さを評価し、適切であるときは課題達成情報を出力し、適切でないときは課題失敗情報を出力する学習者行為評価手段と、上記課題模擬状況を再度生成するために、シミュレータに対して修正制御を行う方法を定めた状況再設定情報保持手段と、上記課題情報と状況再設定情報を用いて、シミュレータに対する修正制御を行うとともに、該修正制御の結果を再設定情報として出力する課題状況再設定手段と、上記学習課題保持手段より課題情報を読み出し、上記課題状況生成手段へ該課題情報を送り、該課題状況生成手段より課題到達通知を受けた場合には、上記学習者行為評価手段へ該課題情報を送り、該学習者行為評価手段より課題失敗情報を受けた場合あるいは該課題状況生成手段より課題到達不能通知を受けた場合には、上記課題状況再設定手段へ該課題情報を送り、該課題状況再設定手段より入力された再設定情報を用いて上記学習課題保持手段の課題情報を更新するとともに、新たな該課題情報を上記課題状況生成手段へ送り、上記学習者行為評価手段より課題達成通知を受けるまでは以上の動作を繰り返す課題管理手段と、を備えたことを特徴とする訓練装置。
IPC (2件):
G09B 9/02 ,  G09B 9/08
FI (2件):
G09B 9/02 ,  G09B 9/08

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