特許
J-GLOBAL ID:200903028882895782

ホワイトノイズの生成方法、ホワイトノイズの振幅制御方法およびデジタル電話装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 強
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-249839
公開番号(公開出願番号):特開2000-081898
出願日: 1998年09月03日
公開日(公表日): 2000年03月21日
要約:
【要約】【課題】 耳障りな音の発生を未然に防止することができるホワイトノイズの生成方法を提供する。【解決手段】 フレームエラー状態となり、処理フレームよりも前における最後の有効フレームがフルレートもしくはハーフレートであり、そのときの平均適応コードブックゲインの値が0.4未満であり、且つ、平均固定コードブックゲインの値が閾値を越えているときには、平均固定コードブックゲインの代わりに、合成後励起信号(Et ́(n))の振幅値が一定値未満となるような所定定数を使用して付加励起信号を生成し、合成前励起信号(Et(n))に、その付加励起信号を付加して合成後励起信号(Et ́(n))を生成し、合成後励起信号(Et ́(n))を合成フィルタ処理してホワイトノイズ(S(n))を生成する。合成後励起信号(Et ́(n))の振幅値を抑制することによって、結果的に、ボコーダ4から出力されるホワイトノイズ(S(n))の振幅値を抑制することができ、耳障りな音の発生を未然に防止することができる。
請求項(抜粋):
受信音声符号化データをデコード処理するにあたって、デコード処理の対象である処理フレームがイレーシャであるフレームエラー状態であり、その処理フレームよりも前における最後の有効フレームがフルレートもしくはハーフレートであり、且つ、そのときの平均適応コードブックゲインの値が0.4未満である所定状態のときには、前記処理フレームに対応する合成前励起信号に付加励起信号を付加して合成後励起信号を生成し、その合成後励起信号を合成フィルタ処理してホワイトノイズを生成し、そのホワイトノイズをボコーダの出力とするホワイトノイズの生成方法において、前記所定状態のときには、前記付加励起信号を生成するにあたって必要な平均固定コードブックゲインの値が閾値を越えていることを条件として、平均固定コードブックゲインの代わりに、前記合成後励起信号の振幅値が一定値未満となるような所定定数を使用して前記付加励起信号を生成することを特徴とするホワイトノイズの生成方法。
IPC (4件):
G10L 19/08 ,  G10L 19/00 ,  H03B 29/00 ,  H04J 13/00
FI (4件):
G10L 9/14 G ,  G10L 9/18 E ,  H03B 29/00 ,  H04J 13/00 A
Fターム (4件):
5D045CA04 ,  5D045DA11 ,  5K022EE01 ,  5K022EE31

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