特許
J-GLOBAL ID:200903028883678467

電波環境測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-172993
公開番号(公開出願番号):特開平6-021864
出願日: 1992年06月30日
公開日(公表日): 1994年01月28日
要約:
【要約】【目的】 本発明は電波環境測定装置に関し、電波伝播の環境を調査する際に、調査データの取得を容易にすることを目的とする。【構成】 無線局側の送信機系2にディスパーシブ・ディレイ・ラインDDLを有し、受信機系3にリミット・アンプLIMとDDLを有し、さらに、リピータ側にはLIMを備え、無線局側ではレーダー電波と同一の信号を発生させて直線状周波数変調を行ってスペクトラム拡散を行い伸長したパルス信号にしてリピータ側に送信し、リピータ側ではスペクトラムインバータにより受信電波の周波数変換を行い、かつ無線局側に中継再送信を行い、無線局側ではリピータ側と同一の局部発振器で周波数変換を行い、送信時とは逆のパルス圧縮レーダー機能により受信パルスを圧縮して、周波数的に、かつ時間的に拡散した反射エネルギーを集中化し、各種伝播経路の電波伝播測定を行うように構成する。
請求項(抜粋):
計測点となる無線局と移動無線となるリピータとの間の電波伝播環境を測定する電波環境測定装置において、前記無線局側(1)の送信機系(12)にディスパーシブ・ディレイ・ライン(DDL)及び直線状周波数変調パルス発生源(2-1)を有し、受信機系(13)にリミット・アンプ(LIM)とディスパーシブ・ディレイ・ライン(DDL)を有し、さらに、リピータ側(2)には周波数変換器とリミット・アンプ(LIM)を備え、無線局側ではレーダー電波と同一の信号を発生させて直線状周波数変調と局部発振器とで周波数変換を行ってスペクトラム拡散を行い、伸長したパルス信号にしてリピータ側に送信し、リピータ側では受信電波の周波数変換によりスペクトラムインバートを行い、かつ無線局側に中継再送信を行い、無線局側ではリピータ側と同一の局部発振器で周波数変換を行い、送信時とは逆の直線状周波数変調波としてパルス圧縮レーダー機能により受信パルスを圧縮して、周波数的に、かつ時間的に拡散した反射エネルギーを集中化し、無線局側からの電波経路差による反射波について、その発射した時点からの遅延時間毎に、各種伝播経路の電波伝播測定を行うようにしたことを特徴とする電波環境測定装置。
IPC (2件):
H04B 7/26 ,  H04B 17/00

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