特許

J-GLOBAL ID：200903028888092606

ウォールフロー型フィルターにコート層を形成する方法

発明者： 荒木 康 ,  水野 達司 ,  笠原 光一 ,  林 清高
出願人/特許権者： トヨタ自動車株式会社 ,  キャタラー工業株式会社
代理人 (1件)： 石田 敬 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-255378
公開番号（公開出願番号）：特開平9-094463
出願日： 1995年10月02日
公開日（公表日）： 1997年04月08日
要約：

【要約】【課題】 ウォールフロー型フィルターの隔壁内部の細孔表面に触媒担持用のコート層を均一に形成する。【解決手段】 ウォールフロー型フィルターのセルの排ガス出口端のみ栓詰めを施し、この栓詰めを施したセル端側を鉛直方向上側となるようにフィルターを設置し、コーティング液を上から流し込み、このコーティング液を毛細管現象によってフィルター隔壁内部の細孔内に隔壁の厚み方向の排ガス出口側から入口側へ浸透させて細孔表面にコート層を均一に形成し、乾燥、焼成し、最後に排ガス入口端に栓詰めを施す。

請求項（抜粋）：

排気流方向に形成された多数のセルを有し、排ガス入口端においてセルが1個おきに栓詰めされておりかつこの入口端で栓詰めされているセルは排ガス出口端では開放されており、入口端が開放されているセルは出口端では栓詰めされているウォールフロー型フィルターに触媒担持用のコート層を形成する方法であって、前記セルの排ガス出口端のみ栓詰めを施し、この栓詰めを施したセル端側を鉛直方向上側となるようにフィルターを設置し、コーティング液を上から流し込み、このコーティング液を毛細管現象によってフィルター隔壁内部の細孔内に隔壁の厚み方向の排ガス出口側から入口側へ浸透させて細孔表面にコート層を均一に形成し、乾燥、焼成し、最後に排ガス入口端に栓詰めを施すことを特徴とする方法。