特許
J-GLOBAL ID:200903028893401420

鋼中Alの態別分析方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-015255
公開番号(公開出願番号):特開平10-213580
出願日: 1997年01月29日
公開日(公表日): 1998年08月11日
要約:
【要約】【課題】 鋼中のAl成分を酸可溶Alと酸不溶Alとに別けて定量する。【解決手段】 試料表面にパルスレーザ光を集光し、集光点を移動させながら微少領域毎に微少時間毎の微粒子試料を採取し、これをICP分析装置に導入して、微少時間毎の発光強度を求める。これらの発光強度の累積度数分布の任意の累積率の強度I1 には、測定に伴う変動と酸不溶Alの粒度分布に起因する変動とが含まれているが、先ずI1 に酸可溶Alの測定に伴う変動を補正してI2 を求め、測定強度の平均値Im とI2 の差に酸不溶Alの粒度分布に起因する変動分の補正を施すことによって、酸不溶Alの強度を得、これを平均値平均値Im から差し引いて酸可溶Alの強度Is を得る。
請求項(抜粋):
分析試料にパルスレーザー光を集光して照射し、発生する微粒子を定量分析装置に搬送して前記微粒子の成分測定を行うレーザー気化分析方法において、鉄鋼試料表面上に照射するレーザー光の集光点を移動させながら微小領域毎に微粒子を微少時間で採取し、前記微粒子に含まれるAl成分の強度の測定を順次行い、該Al成分の強度の平均値および累積度数分布の任意位置の強度とから、該強度測定に伴う変動と酸不溶Alの粒度分布に起因する変動とを考慮することにより、酸可溶Alの濃度及び酸不溶Alの濃度を求めることを特徴とする鋼中Alの態別分析方法。
IPC (3件):
G01N 33/20 ,  G01N 1/28 ,  G01N 21/73
FI (3件):
G01N 33/20 H ,  G01N 21/73 ,  G01N 1/28 T

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