特許

J-GLOBAL ID：200903028897708326

船舶用推進ユニットのトリム・チルト装置

発明者： 辻井 栄一郎 ,  勝亦 嘉之
出願人/特許権者： 三信工業株式会社 ,  創輝株式会社
代理人 (1件)： 稲葉 良幸
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-214807
公開番号（公開出願番号）：特開平6-064588
出願日： 1991年07月31日
公開日（公表日）： 1994年03月08日
要約：

【要約】【目的】 トリムピストンを下げる際にチルトピストンが一時的に上昇するようなことがない船舶用推進ユニットのトリム・チルト装置を提供すること。【構成】 シリンダ本体20と、シリンダ本体との間に上室36、下室44をそれぞれ画成するトリムピストン22と、ロッド21先端が推進ユニットに連結され、トリムピストン22内に摺動自在に挿入されたチルトピストン24と、を備える。チルトピストン24下面は下室44の油圧を受けるようにされ、チルトピスン上面は上室36の油圧を受けるようにされ、下室と上室とは油圧回路に連通され、上室の油圧を下室の油圧よりも小さい値にする圧力設定用のリリーフバルブ120が油圧回路に備えられてなる。

請求項（抜粋）：

一端が船体側に連結されたシリンダ本体と、当該シリンダ本体内に摺動自在に挿入され、シリンダ本体との間に上室、下室をそれぞれ画成するトリムピストンと、当該トリムピストン内に摺動自在に挿入され、ロッド先端がトリムピストンおよびシリンダ本体の各上壁を貫通して推進ユニットに連結されたチルトピストンと、を備え、チルトピストン下面は前記下室の油圧を受けるようにされ、チルトピスン上面はトリムピストン上壁の連通穴を介して前記上室の油圧を受けるようにされ、前記下室と前記上室とは油圧回路に連通されている船舶用推進ユニットのトリム・チルト装置において、前記上室の油圧を下室の油圧よりも小さい値にする圧力制御手段を前記油圧回路に備えた船舶用推進ユニットのトリム・チルト装置。