特許
J-GLOBAL ID:200903028901966149

シンチレーションカメラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-315426
公開番号(公開出願番号):特開平9-159767
出願日: 1995年12月04日
公開日(公表日): 1997年06月20日
要約:
【要約】【課題】収集効率や空間分解能を向上できるシンチレーションカメラの提供。【解決手段】本発明はガンマ線を検出する前段検出器3とこれを通過したガンマ線を検出する後段検出器5とを有するカメラ本体1と、前段検出器3の出力に基づいて第1の散乱位置を計算する計算部7と、前段検出器3の出力に基づいてコンプトン散乱による損失エネルギーを計算する計算部9と、後段検出器5の出力に基づいて第2の散乱位置を計算する計算部11と、損失エネルギーに基づいて散乱角を計算する計算部13と、散乱角を閾値と比較する角度比較器15と、3次元メモリ23と、散乱角が閾値以下となるガンマ線だけを対象として、第1・第2の散乱位置とを通る直線上に相当する3次元メモリ23の複数のボクセルのデータが1カウントアップされるように3次元メモリ23を制御するメモリコントローラ21とを具備する。
請求項(抜粋):
被検体内に投与した放射性同位元素からのガンマ線を検出する前段検出器と前記前段検出器を通過したガンマ線を検出する後段検出器とを有するカメラ本体と、前記前段検出器の出力に基づいて第1の散乱位置を計算する第1の位置計算手段と、前記前段検出器の出力に基づいてコンプトン散乱による損失エネルギーを計算するエネルギー計算手段と、前記後段検出器の出力に基づいて第2の散乱位置を計算する第2の位置計算手段と、前記損失エネルギーに基づいて散乱角を計算する散乱角計算手段と、前記散乱角を閾値と比較する比較手段と、3次元メモリと、前記散乱角が前記閾値以下となるガンマ線だけを対象として、前記第1の散乱位置と前記第2の散乱位置とを通る直線上に相当する前記3次元メモリの複数のボクセルそれぞれのデータが1カウントアップされるように前記3次元メモリを制御するメモリ制御手段とを具備することを特徴とするシンチレーションカメラ。

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