特許
J-GLOBAL ID:200903028912900204
プロピレン・エチレンブロック共重合体の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
野中 克彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-259109
公開番号(公開出願番号):特開平8-100037
出願日: 1994年09月28日
公開日(公表日): 1996年04月16日
要約:
【要約】【目的】 プロピレン・エチレンブロック共重合体の製造法の提供。【構成】 コポリマー成分とホモポリマー成分の極限粘度の比とホモポリマー成分とコポリマー成分の重量比の積(([η]RC/[η]PP)×(WPP/WRC))が0.2〜2.0の範囲にあり、かつホモポリマー成分のメルトフローレートとコポリマー成分のメルトフローレートの比が0.3〜4の範囲内にあり、[η]RCが6.5以下であることを特徴とするプロピレン・エチレンブロック共重合体の製造法。【効果】 プロピレン・エチレンブロック共重合体により透明性,収縮率,衝撃および折り曲げ難白化性に優れた成形物が得られた。
請求項(抜粋):
少量のα-オレフィンと少量の有機アルミニウム化合物(B’)と必要に応じ少量の有機ケイ素化合物(C)の存在下に予備活性化された若しくは該予備活性化されないチタン含有固体触媒成分(A)と一般式AlR1mX3-m (式中R1 は炭素数1〜20の炭化水素基を表し、xはハロゲン原子を表し、mは3≧m>1.5の数を示す)で表される有機アルミニウム化合物(B)と必要に応じ一般式R2XR3YSi(OR4 )Z(式中R2X、R4 は炭化水素基あるいはヘテロ原子を含む炭化水素基を示し、X+Y+Z=4、0≦X≦2、1≦Y≦3、1≦Z≦3である)で示される有機ケイ素化合物(C)とを組み合わせた立体規則性触媒を用い、第一段階として1槽以上の重合器を用い、プロピレンを主体とした重合工程(I)を実施して全重合量の70wt%〜20wt%のホモポリマー成分を製造し、第二段階として1槽以上の重合器を用い、第二段階のポリマー中のエチレン含量が25wt%〜65wt%となるようにエチレンとプロピレンの混合モノマーを供給してコポリマー成分を共重合する重合工程(II)を実施して全重量の80wt%〜30wt%を製造するプロピレン・エチレンブロック共重合体の製造方法において、ホモポリマー成分の極限粘度([η]PP)とコポリマー成分の極限粘度([η]RC)およびそのホモポリマー成分の重量とコポリマー成分の重量がそれぞれ(WPP)および(WRC)であるとき、コポリマー成分とホモポリマー成分の極限粘度の比とホモポリマー成分とコポリマー成分の重量比の積が(([η]RC/[η]PP)×(WPP/WRC))が0.2〜2.0の範囲にあり、かつホモポリマー成分のメルトフローレートとコポリマー成分のメルトフローレートの比が0.3〜4の範囲内にあり、コポリマー成分の[η]RCが6.5以下である如く製造することを特徴とするプロピレン・エチレンブロック共重合体の製造方法。
IPC (3件):
C08F297/08 MRH
, C08F 2/34 MCG
, C08F 4/658 MFG
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