特許
J-GLOBAL ID:200903028917372508

数値制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 毅巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-156957
公開番号(公開出願番号):特開平8-022313
出願日: 1994年07月08日
公開日(公表日): 1996年01月23日
要約:
【要約】【目的】 グリッド方式によってマスタ軸およびスレーブ軸の原点復帰を行う数値制御装置において、各軸の原点復帰用のデータの設定作業を簡単にできるようにする。【構成】 軸移動指令手段1は、マスタ軸3およびスレーブ軸4の各軸移動を指令し、マスタ軸3およびスレーブ軸4の各グリッドが共に立ち上がった時点で、軸停止制御手段2がマスタ軸3およびスレーブ軸4の移動を停止制御する。位置ズレ量算出手段5は、マスタ軸3およびスレーブ軸4が移動停止したときの各軸のグリッド位置の位置ズレ量を算出し、この算出された位置ズレ量を位置ズレ量格納手段6が格納する。一方、原点復帰制御手段8は、マスタ軸3については予め設定されたグリッドシフト量7に基づいて原点復帰動作を行い、スレーブ軸4については、グリッドシフト量7と位置ズレ量を加算した値に基づいて、マスタ軸3およびスレーブ軸4の原点復帰動作を行う。
請求項(抜粋):
グリッド方式によってマスタ軸およびスレーブ軸の原点復帰を行う数値制御装置において、前記マスタ軸およびスレーブ軸の各軸移動を指令する軸移動指令手段と、前記マスタ軸およびスレーブ軸の各グリッドが共に立ち上がった時点で前記マスタ軸およびスレーブ軸の移動を停止制御する軸停止制御手段と、前記マスタ軸およびスレーブ軸が移動停止したときの各軸のグリッド位置の位置ズレ量を算出する位置ズレ量算出手段と、前記算出された位置ズレ量を格納する位置ズレ量格納手段と、前記マスタ軸については予め設定されたグリッドシフト量に基づいて前記原点復帰動作を行い、前記スレーブ軸については、前記グリッドシフト量と前記位置ズレ量を加算した値に基づいて前記原点復帰動作を行う原点復帰制御手段と、を有することを特徴とする数値制御装置。

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