特許
J-GLOBAL ID:200903028920796467

同期モータの回転子電気角検出方法およびこれを用い た駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西村 政雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-164966
公開番号(公開出願番号):特開平10-341587
出願日: 1997年06月06日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【課題】 回転子位置検出装置をハード的に搭載しないで、予め同期モータの諸特性が分かれば、モータ電流とモータへの出力電圧から力率を算出し、出力電圧周波数とにより回転子電気角を導出する検出方法およびそれを用いた駆動装置を提供すること。【解決手段】 固定子側巻線の3相交流電流と回転子側永久磁石による磁界との相互作用によるトルクと、電流と突極構造による磁気抵抗変化との相互作用により発生するリラクタンストルクと持ち、モータ固有の諸特性を予め記憶手段に記憶し、電流値を検出し、それをA/D変換し、電流値と記憶している前記諸特性と制御している同期モータへの電圧値を、演算手段演算手段にて、モータの実効電流値及び出力電圧実効値値との力率を求め、モータ固有の諸特性のデータと電圧値のデータと出力電圧周波数とから、モータの回転子電気角を検出する方法とそれを用いる駆動装置。
請求項(抜粋):
固定子側巻線に3相交流電流を通電し、この固定子側巻線に流れる電流と回転子側永久磁石による磁界との相互作用に基づき発生するトルクによって回転子が回転する同期モータであって、同期モータ固有の諸特性を予め記憶する記憶手段と、同期モータの電流値を検出する電流検出手段と、同期モータへの出力電圧を検出するための電圧検出手段と、検出された前記電流値と前記電圧値とをA/D変換するA/D変換手段と、前記A/D変換手段を介した前記電流値と前記電圧値と、記憶している前記諸特性とを読み込み演算する演算装置とを備えた駆動装置において、前記電流値のデータと前記電圧値データとから、前記演算装置により同期モータの実効電流値と同期モータへの出力電圧との力率を求め、前記同期モータ固有の諸特性のデータと、前記演算装置により制御されている出力電圧周波数および出力電圧実効値と、前記演算装置により求めた前記実効値電流および力率とから、前記演算装置により同期モータの回転子電気角を検出する手段を備えたことを特徴とする同期モータの駆動装置。
IPC (2件):
H02P 6/08 ,  H02P 21/00
FI (2件):
H02P 6/02 371 E ,  H02P 5/408 C

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