特許
J-GLOBAL ID:200903028921370722
すぐれた接面通電性を長期に亘って発揮する固体高分子形燃料電池の多孔質金属ガス拡散シート
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
富田 和夫
, 鴨井 久太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-195440
公開番号(公開出願番号):特開2004-047125
出願日: 2002年07月04日
公開日(公表日): 2004年02月12日
要約:
【課題】すぐれた接面通電性を有する固体高分子形燃料電池用多孔質金属ガス拡散シートを提供する。【解決手段】固体高分子電解質膜の一方側面に、アノードと多孔質金属ガス拡散シートを挟み、ガス拡散シートに当接して燃料ガス流路が形成されたセパレータがあり、他方側面のカソード側も同様の構造の単一発電モジュールを複数個重ね合わせて圧接組み立てた固体高分子形燃料電池に於いて、前記多孔質金属ガス拡散シートを、発泡生成気孔と、焼結生成気孔が内在するスケルトン(骨格構造)からなり、前記スケルトンが、質量%で、Fe:25〜35%、Cr:15〜25%、を含有し、残りがNiと不可避不純物からなる組成を有するオーステナイト系Ni基合金の素地に、前記素地との合量に占める割合で5〜15%のチタン硼化物および/またはジルコニウム硼化物が分散分布した組織を有し、かつ40〜98容量%の気孔率を有する多孔質焼結体で構成する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
固体高分子電解質膜の一方側面に、アノードおよび多孔質金属ガス拡散シートを挟んで、かつ前記多孔質金属ガス拡散シートに当接して燃料ガス流路が形成され、さらに前記燃料ガス流路の背面側には酸化ガス流路が形成されたセパレータ板材が、同他方側面には、カソードおよび多孔質金属ガス拡散シートを挟んで、かつ前記多孔質金属ガス拡散シートに当接して酸化ガス流路が形成され、さらに前記酸化ガス流路の背面側には燃料ガス流路が形成されたセパレータ板材が配置された構造の単一発電モジュールを複数個重ね合わせて圧接組み立てしてなる固体高分子形燃料電池において、前記多孔質金属ガス拡散シートを、発泡生成気孔と、焼結生成気孔が内在するスケルトン(骨格構造)からなり、前記スケルトンが、質量%で、
Fe:25〜35%、
Cr:15〜25%、
を含有し、残りがNiと不可避不純物からなる組成を有するオーステナイト系Ni基合金の素地に、前記素地との合量に占める割合で5〜15%のチタン硼化物および/またはジルコニウム硼化物が分散分布した組織を有し、かつ40〜98容量%の気孔率を有する多孔質焼結体で構成したことを特徴とする、すぐれた接面通電性を長期に亘って発揮する固体高分子形燃料電池の多孔質金属ガス拡散シート。
IPC (4件):
H01M8/02
, B22F3/11
, C22C32/00
, H01M8/10
FI (5件):
H01M8/02 Y
, H01M8/02 E
, B22F3/11 Z
, C22C32/00 N
, H01M8/10
Fターム (13件):
4K018AA08
, 4K018AB04
, 4K018AC01
, 4K018HA08
, 4K018KA22
, 4K018KA32
, 5H026AA06
, 5H026CC03
, 5H026CX01
, 5H026EE08
, 5H026HH04
, 5H026HH05
, 5H026HH06
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