特許
J-GLOBAL ID:200903028931282465

ゼロバックラッシュ作動する電気機械式ブレーキ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 奥山 尚一 ,  有原 幸一 ,  松島 鉄男
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-591692
公開番号(公開出願番号):特表2004-525325
出願日: 2002年05月16日
公開日(公表日): 2004年08月19日
要約:
本発明は、少なくとも1つの摩擦部材16を押圧してブレーキ操作される回転要素14に摩擦力を付与するために、作動力を生成してその作動力を摩擦部材16に作用させる電気アクチュエータを備えた車両用の電気機械式ブレーキ10に関し、摩擦部材16および電気アクチュエータ間に配置され、電気アクチュエータによって生じた作動力を自己倍力する自己倍力装置を備え、対向軸受22に支持される傾斜角αで傾斜された少なくとも1つの楔18を有し、ブレーキ10の制御性を改善するために、電気アクチュエータは楔18に互いに向き合って作用して作動力を生成する2つの駆動機構34,34′を有し、この構成により、ブレーキ10をゼロバックラッシュで作動でき、低作動力の範囲、すなわち、tanα≒μ(但し、μは摩擦部材16とブレーキ操作される要素14との間の摩擦係数)の範囲内で、2つの駆動機構は互いに向き合って作用し、作動力を生成している。【選択図】図2
請求項(抜粋):
少なくとも1つの摩擦部材(16)を押圧してブレーキ操作される回転要素(14)に摩擦力を付与するために、作動力を生成してその作動力を前記摩擦部材(16)に作用させる電気アクチュエータと、前記摩擦部材(16)および前記電気アクチュエータ間に配置され、前記電気アクチュエータによって生じた作動力を自己倍力し、かつ対向軸受(22)に支持される傾斜角αで傾斜された少なくとも1つの楔(18)を有する自己倍力装置とを備えている、特に車両用の電気機械式ブレーキ(10)において、 前記電気アクチュエータは、前記楔(18)に互いに向き合って作用して作動力を生成する2つの駆動機構(34,34′)を有し、低作動力の範囲、すなわち、tanα≒μ(但し、μは前記摩擦部材(16)とブレーキ操作される前記要素(14)との間の摩擦係数)の範囲内で、前記2つの駆動機構(34,34′)は互いに向き合って作用して作動力を生成するようになっていることを特徴とする電気機械式ブレーキ。
IPC (2件):
F16D65/18 ,  F16D65/38
FI (3件):
F16D65/18 A ,  F16D65/18 B ,  F16D65/38
Fターム (18件):
3J058AA43 ,  3J058AA53 ,  3J058AA78 ,  3J058AA87 ,  3J058BA02 ,  3J058BA08 ,  3J058BA57 ,  3J058BA67 ,  3J058BA68 ,  3J058BA70 ,  3J058CA50 ,  3J058CC15 ,  3J058CC45 ,  3J058CC62 ,  3J058CC77 ,  3J058CD24 ,  3J058DA32 ,  3J058DB23

前のページに戻る