特許
J-GLOBAL ID:200903028934467954

送信電力セーブ方式

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-248299
公開番号(公開出願番号):特開平8-088579
出願日: 1994年09月19日
公開日(公表日): 1996年04月02日
要約:
【要約】【目的】通信局間で通信を行う場合に、遠距離通信と近距離通信では受信レベルに差を生じる。この受信レベルが最適になるように送信電力を制御して通信が行える方式の提供を目的とする。【構成】 無線通信を行う相互局の無線通信機には定格送信電力と複数段のセーブ送信電力とを選択して出力できる手段と、フル受信レベルを等分に複数段に分割してその1つを選択して基準受信レベルとする。先ず、定格送信電力で通信を開始し、N回受信する毎にN回分の受信レベルのデータを演算して平均受信レベルを出力して前記の基準受信レベルと比較する一致検出手段とを備えて、セーブモードを選択すると通話開始時の定格創始電力から前記一致検出手段によって不一致の場合は順次セーブ送信電力が切換わって一致検出手段で一致する迄セーブ送信電力を落とし、一致した時そのセーブ送信電力で通信を行い、以後は平均受信レベルが変動しても一致検出手段の検出に対応して平均受信レベルが基準受信レベルに収斂するようにセーブ送信電力が変更されて通信が行える方式である。
請求項(抜粋):
相互通信を行う無線通信方式の無線通信機において、送信電力として定格送信電力又は、送信電力を下げた複数段のセーブ送信電力の一つを選択して送信する送信電力選択手段と、受信信号の受信レベルを複数段階に等分し、その一つを選択して基準受信レベルとして設定し、受信した回数のN回毎にN回分の受信レベルを演算して平均受信レベルとして出力して前記基準受信レベルと比較して一致か否かの検出信号を出力する一致検出手段とを備えて、セーブモードを設定すると、前記一致検出手段の検出信号に応じて前記送信電力選択手段を制御して段階的にセーブ送信電力を変更し、一致検出手段で一致が検出されると、その段階のセーブ送信電力によって通信を行うことを特徴とする送信電力セーブ方式。
IPC (2件):
H04B 1/38 ,  H04B 1/04
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭57-181235

前のページに戻る