特許

J-GLOBAL ID：200903028937733914

リチウム二次電池負極用高黒鉛化炭素粉末及びその製造方法

発明者： 濱田 健 ,  竹岡 将門 ,  杉浦 勉 ,  河野 太郎 ,  鈴木 公仁
出願人/特許権者： 新日本製鐵株式会社
代理人 (1件)： 八田 幹雄 (外3名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-180952
公開番号（公開出願番号）：特開2000-012032
出願日： 1998年06月26日
公開日（公表日）： 2000年01月14日
要約：

【要約】【課題】 リチウム二次電池負極用ホウ素含有高黒鉛化炭素粉末を大量製造する際に、炭素粒子表面における窒化ホウ素の存在に起因する問題点を解決して、ホウ素添加の効果を保持した高性能なリチウム二次電池負極用高黒鉛化炭素粉末及びその製造方法を提供する。【解決手段】 ホウ素化合物を混合して黒鉛化処理して得た炭素粉末において、窒化ホウ素(BN)として存在するホウ素の含有量が0.01〜0.5at%であり、X線回折で求めた002面の面間隔d002 が0.3359nm以下であるリチウム二次電池負極用高黒鉛化炭素粉末である。また、炭素粉末にホウ素化合物を添加混合し、黒鉛化処理を行う高黒鉛化炭素粉末の製造方法において、黒鉛化処理後の炭素粉末を、CO2 を含有するガス雰囲気下で900〜1500°Cで1時間以上熱処理を行うこと、フッ酸を含有する水溶液中で70〜100°Cで30分以上処理すること、およびアルカリ融解処理するリチウム二次電池負極用高黒鉛化炭素粉末の製造方法である。

請求項（抜粋）：

ホウ素化合物を混合して黒鉛化処理して得た炭素粉末において、窒化ホウ素(BN)として存在するホウ素の含有量が0.01〜0.5at%であり、X線回折で求めた002面の面間隔d002 が0.3359nm以下であることを特徴とするリチウム二次電池負極用高黒鉛化炭素粉末。

IPC (3件)：

H01M 4/58 ,  C01B 31/04 101 ,  H01M 4/02

FI (3件)：

H01M 4/58 ,  C01B 31/04 101 B ,  H01M 4/02 D

Fターム (27件)：

4G046EA05 ,  4G046EC02 ,  4G046EC06 ,  5H003AA00 ,  5H003AA02 ,  5H003AA04 ,  5H003AA08 ,  5H003BA00 ,  5H003BA01 ,  5H003BA03 ,  5H003BA07 ,  5H003BB01 ,  5H003BB02 ,  5H003BC01 ,  5H003BD00 ,  5H003BD01 ,  5H003BD03 ,  5H003BD04 ,  5H014AA02 ,  5H014BB00 ,  5H014BB01 ,  5H014BB06 ,  5H014BB11 ,  5H014EE08 ,  5H014HH00 ,  5H014HH01 ,  5H014HH08