特許
J-GLOBAL ID:200903028944912042

直噴式ディーゼルエンジンの燃焼室構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-012456
公開番号(公開出願番号):特開平6-221162
出願日: 1993年01月28日
公開日(公表日): 1994年08月09日
要約:
【要約】【目的】 ピストン1頂面の燃焼室4を形成する凹陥部3底面に突起部6を設け、その突起部6の周囲に環状空間5を形成してなる直噴式ディーゼルエンジンに対し、燃焼室4内での吸気スワールの持続性をさらに向上させ、かつ噴射燃料が燃焼室4の壁面に衝突した後の流れを乱して吸気とのミキシング性を向上させ、パティキュレートの低減を図る。【構成】 環状空間5の壁面のうち凹陥部3の外周縁部でかつ奥端部側に相当する壁面に、該環状空間5の断面中心Os を中心としかつ他の壁面上を通る基準円弧面Pの位置よりも半径方向外側に突出し基準円弧面Pの半径Rよりも小径の半径rを有する小径円弧部9を設け、小径円弧部9近傍での吸気スワールの流速を速くしてその持続性を高め、燃料噴射ノズルから噴射されて環状空間5の壁面に衝突した燃料を小径円弧部9でのエッジ効果により乱し、燃料の吸気とのミキシング性を向上させる。
請求項(抜粋):
ピストンの頂面に、奥部側の内径が開口部よりも大きくて燃焼室を形成する凹陥部が設けられ、上記凹陥部の底面中央に凹陥部の開口側に突出する突起部が形成されていて、この突起部の先端外周部に凹陥部の奥部側に向かって外径が拡大する突起部テーパ面が凹陥部の開口部と対峙するように形成され、上記突起部テーパ面の外周部と凹陥部の開口部との間に断面略円形状の環状空間が突起部を取り囲むように設けられた直噴式ディーゼルエンジンの燃焼室構造において、上記環状空間の壁面のうち凹陥部の外周縁部でかつ奥端部側に相当する壁面に、該環状空間の断面中心を中心としかつ他の壁面上を通る基準円弧面の位置よりも半径方向外側に位置し環状空間の断面半径よりも小径の小径円弧部が他の壁面と滑らかに連続するように設けられていることを特徴とする直噴式ディーゼルエンジンの燃焼室構造。
IPC (2件):
F02B 23/06 ,  F02F 3/26
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-295130
  • 特開平3-249326
  • 特開平4-339130

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