特許
J-GLOBAL ID:200903028947769330

コリオリ流量計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 明近
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-107818
公開番号(公開出願番号):特開平11-304562
出願日: 1998年04月17日
公開日(公表日): 1999年11月05日
要約:
【要約】【課題】 測定管にセンサの荷重が集中するのを回避する。【解決手段】 流管(図示せず)に接続される筒状ケース1に、被測定流体が流れるインナチューブ2とこのチューブの外側に支持板により両端を支持したアウタチューブ3を同軸に設ける。このチューブ3のほぼ中央位置に前記チューブ2,3を逆位相で正弦駆動する駆動手段(図示せず)を設け、この駆動によりインナチューブ2に作用するコリオリの力を検出して流量を測定する。コリオリの力を検出するセンサ6を前記中央位置に関し一対設ける。各センサは、筒状ケース1に光発信器7と光受信器8を設置し、チューブ2の外側表面に反射板10,チューブ3の内側表面に反射板11を形成する。前記チューブ2と3が正弦駆動されるとき、光発信器7からの発信光が光受信器8に至るまでの光路長の変化の差からコリオリの力を検出する。光を使用するので、チューブにセンサ荷重が集中するのを避けることができる。
請求項(抜粋):
流管に接続される筒状ケース内に設置され前記流管からの被測定流体が流れるインナチューブと、該インナチューブの外側に両端を支持部として前記インナチューブと同軸に支持されたアウタチューブと、該アウタチューブのほぼ中央位置に設置され前記支持部を節部として前記インナチューブと前記アウタチューブを逆位相で正弦振動する駆動手段と、該駆動手段に関し前記筒状ケース長手方向の対称位置に対をなして設置され前記インナチューブに作用するコリオリの力を検出するセンサとを有するコリオリ流量計において、各センサは、それぞれ、光発信器と光受信器と、前記インナチューブの外側表面に形成された第1の光反射器と、前記アウタチューブの内側表面に前記第1の光反射器と対向して形成された第2の光反射器とを有し、前記コリオリの力を、前記各センサの前記光発信器から発信される発信光を前記第1及び前記第2の光反射器で少なくとも1回反射させ前記光受信器に受信光として至るまでの光路長の変化の差として検出することを特徴とするコリオリ流量計。
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • コリオリ流量計
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-030228   出願人:オーバル機器工業株式会社

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