特許
J-GLOBAL ID:200903028949511844

ディジタル通信用復調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-259543
公開番号(公開出願番号):特開平6-112987
出願日: 1992年09月29日
公開日(公表日): 1994年04月22日
要約:
【要約】【目的】 ナイキスト伝送路によるディジタル通信のマルチキャリヤ伝送の復調装置において、復調時におけるナイキストフィルタによるフィルタ演算を少ない演算量で行う。【構成】 同期検波回路1が受信信号からサブキャリヤ合成信号を得、サブキャリヤ分離回路3がその合成信号を各サブキャリヤに分離し、シンボル抽出回路4が各サブキャリヤを構成するシンボルを抽出し、そのシンボルに含まれるタイムスロット同期シンボルによって識別点検出回路6が以降のシンボルであるパイロットシンボルと情報シンボルの識別点をそれぞれ検出し、それらの識別点においてのナイキストフィルタ5によるフィルタ演算を行う。
請求項(抜粋):
受信信号を合成ベースバンド信号と同相成分信号と直交成分信号とに変換して複数のサブキャリヤからなるサブキャリヤ合成信号を得る同期検波回路と、その同期検波回路によって得られた前記サブキャリヤ合成信号を格納するメモリと、そのメモリから読出された前記サブキャリヤ合成信号を各サブキャリヤに分離するサブキャリヤ分離回路と、前記各サブキャリヤを構成するシンボルを抽出するシンボル抽出回路と、ナイキストフィルタと、前記シンボルに含まれるタイムスロット同期シンボルを用いてシンボル識別点を検出する識別点検出回路とを備え、受信タイムスロットごとに前記シンボル識別点でのみ前記シンボルに対して前記ナイキストフィルタによるフィルタ演算を行うことを特徴とするディジタル通信用復調装置。

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