特許
J-GLOBAL ID:200903028955107559

耐食性に優れた熱交換器用ブレージングシートおよび該ブレージングシートを使用した熱交換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福田 保夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-331496
公開番号(公開出願番号):特開平10-158770
出願日: 1996年11月27日
公開日(公表日): 1998年06月16日
要約:
【要約】【課題】 耐食性に優れ、クラッド圧延性も良好な熱交換器用アルミニウム合金ブレージングシートおよび該ブレージングシートを組み込んだアルミニウム合金製熱交換器を提供する。当該ブレージングシートは、自動車用アルミニウム合金製熱交換器の流体通路構成材として適し、ドロンカップ型熱交換器のコアプレート材としてとくに好適に使用できる。【解決手段】 芯材の片面に中間材をクラッドし、中間材と芯材の他の面にAl-Si-Mg系のろう材をクラッドした4層クラッドのブレージングシートであって、芯材は、Mn:0.5〜1.6 %、Cu:0.15 〜0.35%、Mg:0.05 〜0.50%、Ti:0.06 〜0.30%を含有し、残部Alおよび不可避的不純物からなるアルミニウム合金で構成され、中間材は、Zn:1〜5 %、Mg:0.5〜1.2 %を含み、残部Alおよび不可避的不純物からなる。ろう付け後の熱交換器において、中間材と芯材の境界部のZn量を0.5 〜2.5 %、芯材の板厚中心から芯材とろう材との境界までにおける芯材中の平均Zn量を0.3 %以下に規制するのが好ましい。
請求項(抜粋):
芯材の片面に中間材をクラッドし、中間材と芯材の他の面にAl-Si-Mg系のろう材をクラッドしたアルミニウム合金ブレージングシートであって、芯材は、Mn:0.5〜1.6 %(重量%、以下同じ)、Cu:0.15 〜0.35%、Mg:0.05 〜0.50%、Ti:0.06 〜0.30%を含有し、残部アルミニウムおよび不可避的不純物からなるアルミニウム合金で構成され、中間材は、Zn:1〜5 %、Mg:0.5〜1.2 %を含有し、残部アルミニウムおよび不可避的不純物からなることを特徴とする耐食性に優れた熱交換器用ブレージングシート。
IPC (4件):
C22C 21/00 ,  B23K 35/22 310 ,  F28F 19/06 ,  F28F 21/08
FI (5件):
C22C 21/00 J ,  C22C 21/00 E ,  B23K 35/22 310 E ,  F28F 19/06 A ,  F28F 21/08 D

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