特許
J-GLOBAL ID:200903028955241808

溶融炭酸塩型燃料電池システムとその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松永 孝義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-017227
公開番号(公開出願番号):特開平6-231789
出願日: 1993年02月04日
公開日(公表日): 1994年08月19日
要約:
【要約】【目的】 負荷変動に対しての改質器の応答性とシステムバランスを保つ燃料電池システムを提供すること。【構成】 アノード循環ブロワ10出口における低温のアノード排ガスを3分割し、負荷減少時に?@改質器燃焼部11へ供給するアノード排ガス量を負荷減少初期に、相当負荷以上に絞り込み、あるいは供給カットすることにより、燃焼部11への熱供給の停止と断熱材および伝熱部の冷却ができ、同時に、?A改質原料に該排ガスを混合して改質器反応部2に供給することで反応部2の冷却と改質反応部流量の減少を抑制でき、また、?B改質器燃焼部11で余剰となるアノード排ガスを触媒燃焼器25等で燃焼させてCO2を生成させた後、カソード4へ供給することによりCO2を安定して供給できる。
請求項(抜粋):
水素と酸素の反応より電力を発生する溶融炭酸塩型燃料電池本体と、改質原料とスチームとの水蒸気改質反応により前記燃料電池での発電に必要な水素を発生する反応部と前記水蒸気改質反応の熱源に前記燃料電池アノードより排出するアノード排ガスの燃料熱を利用する燃焼部を有する改質器とを備えた構成からなる溶融炭酸塩型燃料電池システムにおいて、冷却して凝縮水を分離し、圧縮した後の前記アノード排ガス用の配管を3つの配管に分岐し、一方を改質器燃焼部入口、一方を改質器反応部入口、残りを触媒燃焼部を介して燃料電池カソードに接続して、それぞれの配管の流量調節が可能な機構を備えたことを特徴とする溶融炭酸塩型燃料電池システム。
IPC (2件):
H01M 8/04 ,  H01M 8/06
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭61-267273
  • 特開平1-225065
  • 特開昭62-080968

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