特許
J-GLOBAL ID:200903028956862725

カラー陰極線管

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 則近 憲佑
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-213510
公開番号(公開出願番号):特開平8-329851
出願日: 1995年08月22日
公開日(公表日): 1996年12月13日
要約:
【要約】【課題】 張力を印加した状態でシャドウマスクをフレームに保持する場合に張力分布を任意に選択可能とし、しわ発生を防止することを目的とする。【解決手段】 マスクユニットのマスクフレーム30は、矩形枠状のフレーム本体の各対角部に管軸Zに平行な第1のスリット31が設けられ、さらにこの第1のスリット31の底部から管軸Zに垂直な方向に第2のスリット32が設けられた構造となっている。このようにスリットを設けることで、シャドウマスク20の長辺側側縁部が溶接固定される長辺側マスク固定部33,34とシャドウマスク20の短辺側側縁部が溶接固定される短辺側マスク固定部35,36とが対角部で分離され、長手方向の中央部でフレーム本体37に連結している構造となる。このようなマスクフレーム構造とすることで、フレーム本体のコーナーの影響が及ばないようにして、マスク固定部の剛性を均一にしている。
請求項(抜粋):
内面に蛍光体スクリーンが形成されたフェースパネルと、上記蛍光体スクリーンに対向配置され、蛍光体スクリーンに向けて複数の電子ビームを出射する電子銃と、上記フェースパネルと電子銃との間に設けられたマスクユニットとを備え、上記マスクユニットは、ほぼ矩形の薄板で形成され、蛍光体スクリーンと対向して配置されているとともに、上記電子ビームが通過する多数の電子ビーム開孔を有するシャドウマスクと、シャドウマスクに張力を作用させた状態でシャドウマスクを保持したマスクフレームとを備えているカラー陰極線管において、上記マスクフレームは、連続した4つの側壁を有するほぼ矩形状のフレーム本体と、上記シャドウマスクの互いに対向する少なくとも一対の側縁部に固定され、それぞれ上記側縁部に沿って延びた少なくとも一対のマスク固定部と、を有し、上記一対のマスク固定部は、フレーム本体の互いに対向する少なくとも一対の側壁とそれぞれ平行に延びているとともに、各マスク固定部の長手方向中央部と対応する上記側壁の長手方向中央部に連結した連結部を有していることを特徴とするカラー陰極線管。
IPC (2件):
H01J 29/07 ,  H01J 31/20
FI (2件):
H01J 29/07 A ,  H01J 31/20 A

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