特許
J-GLOBAL ID:200903028958637125

多種少量ワーク加工における自動段取り方法と装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝川 敏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-223702
公開番号(公開出願番号):特開平5-042458
出願日: 1991年08月09日
公開日(公表日): 1993年02月23日
要約:
【要約】【目的】 多種少量のワークを単一の段取り装置に順次装着し、効率的なワーク加工を行い、作業効率,機械稼動率の向上を図る。【構成】 回転テーブル上にワークの中心位置決め具,軸部受け具,回転方向位置決め具を設け、ワークの形状,寸法に合わせて前記各具をワークに着脱可能に係合せしめてワークを回転テーブル上の所定位置に固定した後、自動計測位置補正手段の自動計測によりワーク基準を決め、ワークに見合う加工プログラムを呼び出して所定の加工を行うように形成される。【効果】 作業性向上,機械稼動率の向上,ワークの加工精度向上,コストダウンが図れる。
請求項(抜粋):
中心位置決め用の第1の基準形状部を形成しその両端に軸部を形成すると共に回転方向の位置決め用の第2の基準形状部をそれぞれ形成してなる加工物(ワーク)を自動位置決め固定するための自動段取り方法であって、まず、自動段取り装置の中心位置決め具を前記第1の基準形状部に当接係合させてワークの中心位置決めした後、ワークの軸長に見合って自動送りされる軸部受け具により該ワークの両端の軸部を保持すると共に、自動送りされて前記第2の基準形状部に当接係合する回転方向受け具により前記ワークの回転方向の自動位置決めをし、前記ワークを所定位置に固定した後、自動計測位置補正手段によりワークのX,Y,Z方向の自動測定をしてワークの基準位置を計測し、該ワークの加工プログラムを呼び出して前記基準位置を基にして自動加工をすることを特徴とする多種少量ワーク加工における自動段取り方法。

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