特許
J-GLOBAL ID:200903028966162020

インク供給装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村瀬 一美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-177800
公開番号(公開出願番号):特開平5-338193
出願日: 1992年06月12日
公開日(公表日): 1993年12月21日
要約:
【要約】【目的】 簡潔な構造で2つのインクタンクを互いに拘束することなく流体的に連通させ、安定したインクの供給とインク吐出効果を得る。【構成】 固定的な第1のインクタンク5と振動体3にヘッド2と共に搭載される第2のインクタンク6とを、第1のインクタンク5に一端を固定し第2のインクタンク6に隙間18を開けて他端側を振動方向に嵌合させた細径のパイプ7の毛細管現象によって流体的に連結し、振動手段3等の振動を拘束することなくこれに搭載された第2のインクタンク6内に液状インク39rを定量的に補給し、インクの量を常に一定に保つようにしている。しかも、振動側のインクタンク6内には必要量のインクだけがインク使用量に応じて補充され、かつこれが保液材17によって保持され、保液材17が液状のインクの自由動を制限し、振動時にインクが飛び出たりあふれ出ることがないようにしている。
請求項(抜粋):
共有のインクタンクにそれぞれ連通するインク吐出口を有する複数のインク吐出ノズルと、インクタンク及びノズル全体を振動させる振動手段と、各ノズルに発熱体を設け、該発熱体の発熱によってノズル内部のインクを溶融しインクの慣性力によって吐出するインクジェットヘッドにおいて、固定的な第1のインクタンクと、前記振動手段に搭載され前記ノズルへ直接インクを供給する第2のインクタンクとを有し、前記第1のインクタンクに一端を固定した細径のパイプの他端側を前記第2のインクタンクに隙間を開けて前記振動方向に嵌合させ、前記細径パイプの毛細管現象によって流体的に前記第1のインクタンクと第2のインクタンクとを連結したことを特徴とするインク供給装置。

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