特許
J-GLOBAL ID:200903028973027457

クランプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大和田 和美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-055989
公開番号(公開出願番号):特開平10-257651
出願日: 1997年03月11日
公開日(公表日): 1998年09月25日
要約:
【要約】【課題】 構造が簡単で、かつ、係止時の作業性を低下させることなく、しかも専用の治具を用いることなくワイヤハーネスとともに所定方向に移動させるだけで車体パネルから取り外すことができるクランプを提供する。【解決手段】 ワイヤハーネス取付部10Aの固着した基板1表面内の車体パネルの長円形状の貫通穴20Aの短軸の長さよりも若干小さい間隔で走る2本の軸線の一方と他方の上に可撓性の角柱形状の支柱3の先端に係止爪4を設けた係止片2A、2Bを、係止爪4が互いに反対の外側を向くように立設する。係止片2Aは貫通穴20Aの長辺20Bの一方の端部に、係止片2Bは長辺20Cの長辺20Bの一方の端部から遠く離れた位置側の端部に沿って係止する。ワイヤハーネスとともに基板1を車体パネルに対して平行移動させ、次いで垂直下方に移動させると、係止片2A、2Bが貫通穴20Aから抜け落ちる。
請求項(抜粋):
自動車用ワイヤハーネスへの取り付部に固着した基板上に可撓性を有する支柱の先端側面に係止爪を第1方向に向けて突出させた第1の係止片と係止爪を上記第1方向とは180°反対方向の第2方向に向けて突出させた第2の係止片を夫々1個以上立設して車体パネルの貫通穴への係止部を形成したクランプであって、該係止部は、車体パネルの貫通穴へ上記第1及び第2の係止片を挿入係止した状態で、自動車用ワイヤハーネスとともに上記基板を上記車体パネルと平行に一方向に移動させて上記第1の係止片または上記第2の係止片のいずれか一方を上記貫通穴の内面から引き離して係止爪の係止を解除させると、これと同時に上記第1の係止片または上記第2の係止片のいずれか他方は支柱が上記貫通穴の内周面を支点にして撓んで係止爪の係止が解除し、続けて上記基板を垂直下方に下げ降ろすと、上記第1及び第2の係止片が貫通穴から抜け落ちるように構成していることを特徴とするクランプ。
IPC (3件):
H02G 3/26 ,  B60R 16/02 623 ,  F16L 3/08
FI (3件):
H02G 3/26 G ,  B60R 16/02 623 D ,  F16L 3/08 D

前のページに戻る