特許
J-GLOBAL ID:200903028976241778

組合せオイルリングおよびそれとピストンとの組合せ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡部 健一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-211060
公開番号(公開出願番号):特開平9-042450
出願日: 1995年07月27日
公開日(公表日): 1997年02月14日
要約:
【要約】【課題】 油掻き機能を良好に発揮でき、ウェブの強度を高くでき、薄幅化でき、製作も容易であるオイルリングを実現する。【解決手段】 組合せオイルリングはオイルリング1とコイルエキスパンダ2とからなる。オイルリング1は断面略I字形をなし、上下のレール3,4とこれらを連結する薄肉のウェブ5とからなる。ウェブ5に油窓は形成せず、下側のレール4の外周面に一定幅、一定深さで上下方向に開放されている切り欠き14を円周方向に等間隔をおいて複数個形成する。ピストン30のオイルリング溝31の下面32とピストン外周面33との角部に、断面三角形状の油溜まり34を全周にわたって形成し、この油溜まり34とピストン30の内側とを連通する半径方向の油戻し孔35をピストン30に形成する。
請求項(抜粋):
シリンダの内周面と摺動する摺動面を外周にそれぞれ有している上下一対のレールがウェブで連結されているオイルリングと、このオイルリングを半径方向外方に押圧付勢するコイルエキスパンダとからなる組合せオイルリングにおいて、前記オイルリングの上下の摺動面の間の外周側に形成されている油溝と、前記オイルリングの内周側に形成されているコイルエキスパンダ収容溝とが前記ウェブにより隔離されて非連通状態とされており、かつ、前記オイルリングの下レールの外周面に上下方向に開放されている切り欠きが形成されていることを特徴とする組合せオイルリング。
IPC (3件):
F16J 9/06 ,  F02F 5/00 301 ,  F16J 9/00
FI (3件):
F16J 9/06 A ,  F02F 5/00 301 A ,  F16J 9/00 A

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