特許
J-GLOBAL ID:200903028976330711

トナー濃度調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-301814
公開番号(公開出願番号):特開平5-142946
出願日: 1991年11月18日
公開日(公表日): 1993年06月11日
要約:
【要約】【構成】 現像剤の交換時に、現像装置内の各ローラ28〜31を、通常の現像動作時の約1.2〜1.3倍の回転数で回転させ、現像剤中のキャリアとトナーとを均一に混合し、トナー濃度センサの出力が安定するのを待ち、一定になったトナー濃度センサの出力を基準値として記憶する(S1〜S5)。以後は、測定した現像剤のトナー濃度と基準値とを比較することにより、トナーの補給量を制御し、トナー濃度を一定に保持する。【効果】 トナーとキャリアとの均一な混合が速やかに行われることにより、トナー濃度センサの出力が安定するまでの時間が短縮される。したがって、トナー濃度調整に必要な基準値の設定を短い時間で行うことができ、特に、複数の現像装置を有するカラー複写機においては、より多くの時間が短縮される。
請求項(抜粋):
現像装置内に配された現像剤のトナー濃度をトナー濃度検出手段により検出し、あらかじめ設定された基準値と比較して、比較結果に応じてトナー補給量を制御するトナー濃度調整方法において、上記基準値の設定を行う際には、現像装置内に設けられた現像剤の撹拌手段および搬送手段を通常の現像動作時よりも速く回転させて現像剤を混合し、上記トナー濃度検出手段の出力が安定したときのトナー濃度検出手段の出力値を基準値とすることを特徴とするトナー濃度調整方法。

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