特許

J-GLOBAL ID：200903028981553672

GPS受信機

発明者： 由井 勝男
出願人/特許権者： 日本無線株式会社
代理人 (1件)： 千葉 剛宏 (外3名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-104850
公開番号（公開出願番号）：特開平5-297106
出願日： 1992年04月23日
公開日（公表日）： 1993年11月12日
要約：

【要約】【目的】 常にDOP値が最良となるGPS衛星信号の組み合わせで測位演算できて、最良の位置精度が得られるGPS受信機を提供すること。【構成】 GPS衛星信号の内、GPS受信機が受信するGPS衛星信号を選択する時間間隔内に受信可能なすべての組み合わせについて予めDOP値が最小となりうる2種類の組み合わせを演算する演算装置4および5と、演算装置4および5の演算結果を各別に記憶する記憶装置6および7と、GPS衛星信号を受信したとき記憶手段6および7に記憶の組み合わせの内、受信時点でのDOP値が最小となる組み合わせを選択する選択装置12と、選択された組み合わせで測位演算する演算装置13と、演算装置4、5による演算および記憶装置6、7による記憶と演算装置13による測位演算とを時分割で行わせる時分割制御装置3とを備えた。

請求項（抜粋）：

GPS衛星信号を受信して自己の位置、方位、速度を算出するGPS受信機において、GPS衛星信号の内、GPS受信機が受信するGPS衛星信号を選択する時間間隔内に受信可能なすべての組み合わせについて予め位置精度が最良となりうるGPS衛星信号の2種類以上の組み合わせを演算する組合せ演算手段と、組合せ演算の結果を記憶する記憶手段と、GPS衛星信号を受信したとき記憶手段に記憶の2種類以上の組み合わせの内、受信時点で最も位置精度の良好なGPS衛星信号の組み合わせにて測位演算を行う測位演算装置と、前記組合せ演算手段による組合せ演算と前記測位演算手段による測位演算とを時分割にて行わせる制御手段とを備えたことを特徴とするGPS受信機。