特許
J-GLOBAL ID:200903028983441367

テープ結束機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 量三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-128226
公開番号(公開出願番号):特開平6-183412
出願日: 1993年04月30日
公開日(公表日): 1994年07月05日
要約:
【要約】【目的】 テープの供給とステープルの充填とを容易化し、アームの開度を調節自在にできるテープ結束機を提供する。【構成】 テープ結束機は、テープリール収容部を備えた本体1と、本体に結合され、ステープル充填部18を内部に収容し、レバー3、6を備えたフレーム2と、フレーム2に回転自在に取り付けられたアーム2とからなる。アーム4の先端には、テープリール収容部36から開口溝を通って出て来るテープを掴む機構が設ける。この機構は、テープを引っ張ってアーム4の内側で輪を作り、固定すべき物品の周囲にすでに回したテープをホッチキス止めし切断する。アーム4の開度は、調節可能で、テープリール挿入部は、本体1の底部にあり、これを金属細片で覆ってもまた覆わなくてもよい。アーム4の先端に設けた機構は、互いに直接結合された押圧具48、12と爪55,12aとからなる。テープ結束機は、正面からステープルを収容し、ステープル押圧具の開度は、制限されている。
請求項(抜粋):
基部(1)であって、テープリール用後方収容部とこの収容部から基部(1)の前方部に至るダクトすなわち通路とを備えたものと、基部(1)に取り付けられ、制御レバー(3)と回転アーム(4)とステープル充填部(18)とを収容したフレームと、回転アーム(4)の端部に取り付けられフレーム(2)の前方部に設けたストッパ(18d)と切断刃(18a)と接触する機構(5)とからなり、この機構には、押圧具(12)と爪(12a)と方形フランジ(12b)と金敷き(11)とが設けられたテープ結束機において、テープリール用の基部(1)であって、テープリールを収容する貯蔵部すなわち収容部(36)へのアクセスとして機能する底部開口(36)を形成され、底部開口と収容部とは、底部開口を開閉し後方ストッパ(17)と横方向前方壁(38)とにより制約を受ける細片がはまるスロット(28)を内側に備え、横方向前方壁からは、側部溝(27)が、外側に向かって開いていて、テープを前方に移動できるように形成されたものと、収容部(36)に形成した内側壁(39)であって、細片用のスロット(28)の形成位置に対し傾斜しており、内側壁の下で、テープが移動し、横方向前方壁(38)に対する閉じ位置に応じて細片により大小いずれかの程度に押圧されるものと、前方及び後方の上方突出部(34、30)であって、L字型をしていて基部(1)の前方部の方に向かって基部(1)の上端から突出し、フレーム(2)のベースをその厚さ方向で収容し、前方突出部(34)が、中央にあり、後方突出部(30)が、基部(1)の側部にそれぞれあり、対をなすくさび(32)と凹部(31)とを形成されたものと、断面がU字型のフレーム(2)であって、底部に前方穴すなわち前方間隙部(61)を、U字型断面の両翼部に2個の向かい合った後方窓(15)を備え、前方突出部(34)が、前方穴すなわち前方間隙部に収容され、基部(1)から突出した突出部(30)の両翼部(32)は、後方窓に入るものと、ステープル充填部(18)であって、後方窓(69)が両翼部で上方に向かって開いたU字型ガイド部(67)が、内側に設けられ、ロックすなわち閉止部と、ステープル押圧具の細片(16)に設けた1対の翼部すなわち突出部(68)と、前方脚部(71)とを、内側に収容し、開けると、ピン(60)に当たって押圧具が外れるのを防ぐものと、制御レバー(3)であって、前方アームに、軸(8)を入れる互いに等しい細長いスロット(7)と、回転アーム(4)の内側に固定される突出部すなわち突起(24)を備えた手ガード(23)とを取り付けられ、この突出部すなわち突起は、回転アーム(4)の内側に固定されたねじ立てすなわちねじ形成支持体(22)を貫通するアレンスクリュー(21)の端部を支持するもの、復帰バネ(25)であって、その下部が、回転アーム(4)が回転する軸(9)の回りに巻かれ、バネの両翼の一方が、制御レバーが回転する軸(8)の上方に位置付けられ、バネの他方の翼が、制御レバーと回転アームとに共通な軸(10)に下方に置かれるものと、回転アーム(4)であって、ピンまたはボルトにより結合された2枚の平行な金属板で形成され、直線状溝(58a)と、上部凹部(52a)と突起(50)とを備えた別の3角形状溝(52)とを有する押圧具(12、48)とからなり、押圧具には2個の突起すなわちびょう(56、57)を備えられ、爪が押圧具に平行に位置付けられた機構(5)が、金属板の先端間に設けられ、これらびょうは、プラスチック製部品(45)の両側部に切り欠いたスロット内に位置付けられ、それぞれのスロットの共通底部には、1個の直線状縦溝(58)と1個のL字状溝(54)とを形成し、これら溝には、爪から突出する突起すなわちびょうが、押圧具に形成したスロットに収容されるように通るものとからなることを特徴とするテープ結束機。

前のページに戻る