特許
J-GLOBAL ID:200903028986458899

付着防止性を有するソフトカプセルの製造方法並びにこの方法によって製造された付着防止性を有するソフトカプセル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 東山 喬彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-153601
公開番号(公開出願番号):特開2004-351007
出願日: 2003年05月30日
公開日(公表日): 2004年12月16日
要約:
【課題】高温・多湿下においてもソフトカプセルに充分な付着防止性を付与することを前提としながら、カプセル外皮部が文字通りソフトな状態に形成されるソフトカプセルを、能率的に製造し得る新規な製造手法を提供する。【解決手段】本発明は、溶融状態のゼラチン溶液Gに、コーンスターチ、澱粉、片栗粉、米粉等の疎水性の粒状物質Pを粉末状態で、ほぼ均一に配合し、カプセルの外皮部2となる皮膜部を形成した後、乾燥させて目的のソフトカプセル1を得るようにしたものであり、外皮部2は、乾燥によって含有水分が蒸発することに伴い、添加されていた疎水性の粒状物質Pが、外皮表面に凹凸面2aを形成するように出現するものであり、この凹凸面2aによって付着防止性をカプセルに付与するようにしたことを特徴とする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
溶融状態のゼラチン溶液に、疎水性の粒状物質を粉末状態でほぼ均一に配合し、カプセルの外皮部分となる皮膜部を形成した後、乾燥させて目的のソフトカプセルを得るようにした方法であって、 前記カプセル外皮部は、乾燥によって含有水分が蒸発されることに伴い、添加されていた疎水性の粒状物質が、外皮表面に凹凸面を形成するように出現するものであり、この凹凸面によって付着防止性をカプセルに付与するようにしたことを特徴とする付着防止性を有するソフトカプセルの製造方法。
IPC (2件):
A61J3/07 ,  A23L1/00
FI (3件):
A61J3/07 D ,  A61J3/07 Q ,  A23L1/00 C
Fターム (8件):
4B035LC05 ,  4B035LE12 ,  4B035LG15 ,  4B035LG21 ,  4B035LK14 ,  4C076AA58 ,  4C076EE38H ,  4C076EE42H
引用特許:
審査官引用 (5件)
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