特許
J-GLOBAL ID:200903028987806157

ブレーキ液圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神戸 典和 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-289728
公開番号(公開出願番号):特開平8-142835
出願日: 1994年11月24日
公開日(公表日): 1996年06月04日
要約:
【要約】【目的】 簡単な構成でアンチロック制御および加速スリップ制御を行い得、かつ急減圧が可能なブレーキ液圧制御装置を提供する。【構成】 マスタシリンダ12とリヤホイールシリンダ28とを接続する増圧通路24に常開の電磁開閉弁64,増圧用ポンプ装置76を設け、減圧通路68に常閉の電磁開閉弁70,減圧用ポンプ装置106を設ける。アンチロック制御時には電磁開閉弁64,70の開閉,減圧用ポンプ装置106の作動によりリヤホイールシリンダ28内のブレーキ液を急減圧用リザーバ74に流出させるとともに増圧通路24に戻し、ホイールシリンダ圧の増大,減少,保持により過大なスリップを解消する。加速スリップ制御時には増圧用ポンプ装置76によりリヤホイールシリンダ28にブレーキ液を供給し、電磁開閉弁64,70の開閉によりホイールシリンダ圧を増大,減少,保持させて駆動輪の回転を抑制する。
請求項(抜粋):
マスタシリンダと、ホイールシリンダを備えて車輪の回転を抑制するブレーキと、前記マスタシリンダと前記ホイールシリンダとを接続する増圧通路と、その増圧通路と並列に設けられて前記マスタシリンダと前記ホイールシリンダとを接続する減圧通路と、前記増圧通路に設けられ、アンチロック制御時に前記マスタシリンダから前記ホイールシリンダへのブレーキ液の流れを許容するアンチロック制御用増圧ユニットと、前記減圧通路に設けられ、アンチロック制御時に前記ホイールシリンダ内のブレーキ液を一旦急減圧用リザーバに流出させた上で前記マスタシリンダ側へ戻すアンチロック制御用減圧ユニットと、液圧源を備えて前記増圧通路に設けられ、加速スリップ制御時に液圧源から前記ホイールシリンダへのブレーキ液の流れを許容する加速スリップ制御用増圧ユニットと、前記減圧通路に設けられ、加速スリップ制御時に前記ホイールシリンダ内のブレーキ液を一旦急減圧用リザーバに流出させた上で前記液圧源側へ戻す加速スリップ制御用減圧ユニットと、制動時に前記アンチロック制御用増圧ユニットおよびアンチロック制御用減圧ユニットを制御して車輪のスリップを適正範囲に制御するアンチロック制御手段と、加速時に前記加速スリップ制御用増圧ユニットおよび加速スリップ制御用減圧ユニットを制御して車輪のスリップを適正範囲に制御する加速スリップ制御手段とを含むことを特徴とするブレーキ液圧制御装置。
IPC (2件):
B60T 8/58 ,  B60T 8/48
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-121962
  • 特開平2-227361

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