特許
J-GLOBAL ID:200903028990269456

電歪効果素子およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-042635
公開番号(公開出願番号):特開平5-259526
出願日: 1992年02月28日
公開日(公表日): 1993年10月08日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】高い電圧を印加した場合または内部電極を多層にした場合に、内部電極の重なった部分と内部電極のない部分との境界部に発生する応力集中を防ぎ、機械的破壊がなく、大きな変位量が得られる電歪効果素子およびその製造方法を提供する。【構成】内部電極2を相対向する2つの面に交互に露出するよう電歪効果を示す材料と交互に積層し、一体化し、内部電極の露出した面に相対向する二つの外部電極3を形成した基準積層体6と、その基準積層体の相対向する二つの内面に棒状の金属7を設けた絶縁樹脂からなる筒状のケース8を準備し、基準積層体6を複数個、外部電極3が棒状の金属7に接触するよう揃えて重ねブロック構造とし、そのブロック構造の周囲を取り巻くよう設置した螺旋状バネ11と、そのバネの両端に接続した金属板12でブロック構造の両端を圧縮の力を加えて挟み込んだ構造の電歪効果素子およびその製造方法。
請求項(抜粋):
電歪効果を示す材料と内部電極とが交互に積層され、かつそれぞれの内部電極が一層おきに相対向する二つの外部電極に、それぞれ電気的に接続している電歪効果素子において、前記内部電極をそれぞれの前記外部電極と接続させるための相対向する二つの面にのみ露出させ、前記電歪効果を示す材料と前記内部電極を積層し、一体化したのち前記内部電極の露出した面に相対向する二つの前記外部電極を形成した基準積層体と、該基準積層体の相対向する二つの前記外部電極に対応するそれぞれの内面に、棒状の金属を少し突出するように設けた絶縁性樹脂からなる筒状のケースとを準備し、前記基準積層体を複数個、それぞれの外部電極面が前記棒状の金属に接触するように揃えて重ねてなるブロック構造とし、該ブロック構造の周囲を取り巻くように設置した螺旋状のバネと、該バネの両端に接続した金属板で前記ブロック構造の両側を圧縮の力を加えて挟み込んだ構造としたことを特徴とする電歪効果素子。
IPC (2件):
H01L 41/09 ,  H01L 41/24
FI (2件):
H01L 41/08 R ,  H01L 41/22 Z

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