特許
J-GLOBAL ID:200903028990494417

誘発応答及び自発活動脳信号並びに心臓からの測定信号の種々の成分を分離する方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-512810
公開番号(公開出願番号):特表平8-503404
出願日: 1993年11月30日
公開日(公表日): 1996年04月16日
要約:
【要約】本発明は脳の誘発応答及び自発活動並びに心臓から測定された信号の種々の成分を互いに分離する方法及び装置に関する。本発明装置は測定した信号をグラフィック表示し、ユーザがこれらの信号から、所定の発生源成分に関連するものと思われる瞬時、時間間隔又は周波数帯域を選択する。装置はこのように選択された時間信号又は周波数信号から信号ベクトルを形成し、未処理信号をこのように形成した信号ベクトル上に投影し、投影ベクトルを未処理信号から減算し、投影ベクトル及び減算ステップ後に残存する信号の組が未処理信号の選択成分への分離及び選択成分の寄与のない部分をもたらす。
請求項(抜粋):
脳の誘発電気応答及び磁気応答、脳の自発活動、並びに心臓から測定された信号の、種々の発生源から発生される種々の成分を互いに分離する方法であって、これらの信号成分の分離を、複数の又は全ての測定チャネルから得られた信号から、複数の又は全ての測定チャネルから得られた信号の一次結合を減算することにより行う信号成分分離方法において、i)前記測定信号に関しユーザが選択した瞬時又は時間間隔、周波数又は周波数帯域、又はそれらの組み合わせを受信させ、又はこのような選択のためにデータ処理装置に記憶されたプリセット自動選択基準アルゴリズムを使用可能にし、ii)テンプレートベクトルを、選択した瞬時の信号値から、選択した時間間隔における信号値の変化から、又は選択した周波数又は選択した周波数帯域の周波数成分から形成し、iii)未処理のマルチチャネル信号をこのように形成したテンプレートベクトルに平行な単位ベクトル上に投影し、未処理信号の時間変化成分を種々のチャネルに対し投影成分として分離させ、iv)前記投影成分を未処理信号から減算し、測定信号の残余成分が、前記テンプレートベクトルが形成された発生源分布により引き出された信号成分のないものにすることを特徴とする信号成分分離方法。
IPC (3件):
A61B 5/05 ,  A61B 5/0428 ,  A61B 5/0452
FI (2件):
A61B 5/04 312 A ,  A61B 5/04 310 B

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