特許
J-GLOBAL ID:200903028992518410

データ受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 役 昌明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-015708
公開番号(公開出願番号):特開平7-212423
出願日: 1994年01月17日
公開日(公表日): 1995年08月11日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 変調信号の中心周波数と局部発振周波数との間の周波数誤差Δfに起因して、π/4≦|θe|の位相誤差θeが生じる場合でも、それを補償する。【構成】 π/4シフトQPSK変調方式のデータ受信装置において、ベースバンド遅延検波回路の出力を取込んで同相、直交成分のθeの大きさの範囲とその向きとを判定するゼロクロス判定手段13と、ゼロクロス判定手段がπ/4≦|θe|と判定したとき、同相、直交成分にπK/4(Kは正または負の整数)の位相回転を加える位相回転手段13とを設け、位相回転を加えた同相、直交成分をAFC手段14に供給する。θeがπ/4以上のときは、同相、直交成分へのπK/4の付加で変調位相差の信号点が、位相ダイアグラム上で本来の変調位相差の信号点の象限に引戻され、AFC手段は常に正しい位相補償を行なう。
請求項(抜粋):
受信した被変調信号の直交検波に使用する局部発振器と、前記被変調信号の変調位相差における余弦および正弦を同相成分および直交成分として出力するベースバンド遅延検波回路と、前記被変調信号の中心周波数と前記局部発振器の発振周波数との間の周波数差に起因して前記同相成分および直交成分に生じる位相誤差θeを補償する自動周波数制御手段とを備えるπ/4シフトQPSK変調方式のデータ受信装置において、前記ベースバンド遅延検波回路の出力に生じている前記位相誤差θeの大きさの範囲とその向きとを判定するゼロクロス判定手段と、前記ゼロクロス判定手段が前記位相誤差θeの大きさをπ/4≦|θe|と判定したとき、前記同相成分および直交成分にπK/4(Kは正または負の整数)の位相回転を加える位相回転手段とを設け、前記位相回転手段により位相回転が加えられた後の同相成分および直交成分を前記自動周波数制御手段に入力することを特徴とするデータ受信装置。
IPC (2件):
H04L 27/22 ,  H04L 27/38
FI (2件):
H04L 27/22 Z ,  H04L 27/00 G

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