特許
J-GLOBAL ID:200903028995163508

耐浸炭性に優れたCr-Mo鋼管とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-327158
公開番号(公開出願番号):特開平5-140764
出願日: 1991年11月14日
公開日(公表日): 1993年06月08日
要約:
【要約】【目的】 石油精製プラントにおける加熱炉管のような浸炭性雰囲気中での使用に適した、優れた耐侵炭性を有するCr-Mo鋼管を提供する。【構成】 熱間製管した所定化学成分のCr-Mo鋼管を、酸洗または研削等によりデスケールしたのち、光輝雰囲気炉中で熱処理して表層に緻密なクロム酸化物被膜を形成してなる鋼管、あるいは熱間製管した所定化学成分のCr-Mo鋼管を、酸洗または研削等によりデスケールしたのち、680〜700°Cで溶融アルミめっき処理を施し、ついで740〜760°Cで焼鈍して表面の純Al層を拡散合金化してなる。【効果】 優れた耐侵炭性を有するCr-Mo鋼管を得ることができ、石油精製プラントの加熱炉管の長寿命化を図ると共に、浸炭発生に起因する破壊を低減できる。
請求項(抜粋):
マンネスマン・マンドレルミル、マンネスマン・プラグミル、ユジーン・セジュルネミル等を用いて熱間製管したC:0.25%以下、Si:0.10〜1.00%、Mn:0.30〜1.00%、P≦0.030%、S≦0.030%、Cr:8.00〜13.00%、Mo:0.80〜2.50%、Ni:1.00%以下、V:0.40%以下、Nb:0.15%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなるデスケールした鋼管の表層に、緻密なCr酸化物被膜を形成してなる耐浸炭性に優れたCr-Mo鋼管。
IPC (7件):
C23C 26/00 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/48 ,  C23C 2/12 ,  C23C 22/24 ,  C25D 11/38 ,  C21D 9/08

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