特許
J-GLOBAL ID:200903028998681992

密閉型電動スクロール圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-316253
公開番号(公開出願番号):特開平9-158857
出願日: 1995年12月05日
公開日(公表日): 1997年06月17日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、圧縮作業空間のシールに必要な適量の潤滑油を、部品点数を増加させること無く、給油が可能な低コスト、高効率のスクロール圧縮機を提供することを目的とするものである。【解決手段】 旋回スクロール8の鏡板24と軸受部材17の隙間にシール部材21を配設し、前記シール部材21で区画される内側領域には密閉容器1内部に溜められた潤滑油を作用させ、前記シール部材21の外側領域22は圧縮機構部2の吸入口12と連通させるとともに、前記旋回スクロール8の軸部9に軸方向穴19と鏡板24に径方向穴20を開け、この両穴を細穴18にて連通させ、この細穴18を介して、前記シール部材21の内側領域から外側領域22へ、圧縮作業空間13のシールに必要な潤滑油を給油するものである。
請求項(抜粋):
密閉容器内に、電動機と、この電動機の回転力を軸受部材に支承されたクランク軸により、伝達されて駆動する圧縮機構部を配設し、前記圧縮機構部は、固定渦巻羽根を有する固定スクロールと、この固定スクロールと噛み合わせて複数個の圧縮作業空間を形成するように配設した旋回スクロールと、この旋回スクロールの自転を拘束するオルダムリングで形成されており、この旋回スクロールは、前記クランク軸に設けた偏心軸受より旋回運動を伝達される軸部と、渦巻羽根の基盤となる鏡板で形成し、この鏡板と前記軸受部材との隙間にシール部材を具備し、前記シール部材で区画される内側領域には前記密閉容器内部に溜められた潤滑油を作用させ、前記シール部材の外側領域は前記圧縮機構部の吸入口と連通させるとともに、前記旋回スクロールの軸部に軸方向の穴と、前記鏡板に径方向の穴を設け、前記両穴を細穴にて連通し、この細穴を介して前記シール部材の内側領域から外側領域に潤滑油を供給することを特徴とする密閉型電動スクロール圧縮機。
IPC (3件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 27/00 321 ,  F04C 29/02 311
FI (3件):
F04C 18/02 311 W ,  F04C 27/00 321 ,  F04C 29/02 311 H
引用特許:
審査官引用 (2件)

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