特許
J-GLOBAL ID:200903029003013670
携帯電話システム用移動機のバッテリセービング回路
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-231952
公開番号(公開出願番号):特開平7-087010
出願日: 1993年09月17日
公開日(公表日): 1995年03月31日
要約:
【要約】【目的】 本発明は携帯電話システム用移動機のバッテリセービング回路に関し、よりバッテリ消費を低減することを目的とする。【構成】 電源回路15は電源オフを指示する信号を受け、電源電圧の供給を停止する。常時動作するタイマ部14は、起動後、設定された停止時間、電源オフを指示する信号を電源回路15に供給する。サービス圏判別部17、高速移動判別部18は、電源回路15がオンとなった時点で制御信号の監視を開始し、制御信号を捕捉できなかった場合サービス圏外と判断し、制御信号を捕捉できた場合サービス圏内と判断し、前回までいたサービス圏外へ移動し、かつ、制御信号の指定部分の受信回数が基準値未満のとき高速移動中と判断する。タイマ制御部19は、サービス圏外にいるか高速移動中であるときに制御信号の周期より大幅に長い時間を停止時間として設定してタイマ部14を起動する。
請求項(抜粋):
着信待ちのときに、基地局からの所定周期の制御信号のうち自移動機が指定された指定部分のみを受信部(11)により受信するように、バッテリ(16)で動作する携帯電話システム用移動機を間欠的に動作させて、バッテリ(16)の消費を抑制する携帯電話システム用移動機のバッテリセービング回路において、上記バッテリ(16)の電圧を基に動作し、電源のオンを指示する電源制御信号を供給されたときにオンとなり、上記移動機の受信部(11)を含む各部に電源電圧を供給し、電源のオフを指示する電源制御信号を供給されたときにオフとなり、上記移動機の各部への電源電圧の供給を停止する電源回路(15)と、上記バッテリ(16)から常時電源電圧を供給されており、起動された時点から設定された停止時間だけ電源のオフを指示する電源制御信号を電源回路(15)に供給するタイマ部(14)と上記電源回路(15)がオンになった時点で、上記受信部(11)から供給される基地局からの制御信号の監視動作を開始して、上記制御信号の周期より長い所定捕捉時間内に上記制御信号を捕捉できなかった場合には基地局のサービス圏外にいると判断し、上記所定捕捉時間内に上記制御信号を捕捉できた場合には基地局のサービス圏内にいると判断するサービス圏判別部(17)と、上記電源回路(15)がオンになった時点で、上記基地局からの制御信号の監視動作を開始して、上記制御信号のうち自移動機が指定された指定部分を前回の監視動作時に受信した時点から上記制御信号の周期に相当する時間後に、上記制御信号の指定部分を受信できなかった場合には、前回の監視動作時までいた基地局のサービス圏の外へ移動したと判断し、前回の監視動作時までいた基地局のサービス圏の外へ移動したと判断され、かつ、前回の監視動作時までいた基地局のサービス圏での上記制御信号の指定部分の受信回数が基準値未満である場合には高速移動中であると判断する高速移動判別部(18)と、上記サービス圏判別部(17)と高速移動判別部(18)とによる判断の結果、基地局のサービス圏内にいるときには上記制御信号の周期より所定時間短い第1の時間を停止時間として設定して上記タイマ部(14)を起動し、基地局のサービス圏外にいるか又は高速移動中であるときには上記第1の時間より大幅に長い第2の時間を停止時間として設定して上記タイマ部(14)を起動するタイマ制御部(19)とを有することを特徴とする携帯電話システム用移動機のバッテリセービング回路。
IPC (2件):
前のページに戻る