特許
J-GLOBAL ID:200903029007901295

廃棄物処理

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高木 千嘉 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-508004
公開番号(公開出願番号):特表平8-504261
出願日: 1993年08月04日
公開日(公表日): 1996年05月07日
要約:
【要約】有機硫黄を含む固形廃棄物、特に核施設から出されるイオン交換媒体を処理する方法。この方法は、第一の工程a)において廃棄物を高々700°Cで熱分解にかけ、工程b)において工程a)から出るガスを熱分解にかけ、場合により、工程c)において工程b)から出るガスを還元剤の床に暴露しそして工程d)において、工程b)あるいはまた工程c)から出るガスを、硫化物を生成する金属の床に暴露して金属硫化物と管理が容易な無害なガスとを生成することからなる。この方法を実施するための装置は、A)固形廃棄物のための熱分解反応器、B)A)からのガスのための熱分解反応器、場合によりc)還元剤の床およびD)B)またはC)からのガスのための硫化物生成金属床からなる。
請求項(抜粋):
廃棄物を減容することを主な目的とする廃棄物の熱分解を包含する、有機硫黄を含む固形廃棄物、特に核施設から出されるイオン交換媒体を処理する方法。 a)廃棄物を高くとも700°C、好ましくは高くとも600°Cの温度で熱分解にかけて、有機硫黄化合物を含むガスと廃棄物からの放射性物質を含む固形の熱分解残留物とを生成し、 b)この熱分解残留物からガスを分離し、そしてガス中の有機硫黄化合物を炭素数のより低い炭素質化合物と無機硫黄化合物とに分解するための熱分解あるいは分解にかけ、 c)場合により存在する酸化硫黄を硫化水素にすべて還元するために、工程b)からのガスを還元条件下で固体還元剤、好ましくは炭素の床に暴露し、そして d)工程b)からのガスあるいは工程工程c)からのガスを、硫化物を生成する金属とともに前段からの硫黄化合物が金属硫化物を生成する条件下で、この金属の床に暴露することを特徴とする、廃棄物を減容することを主な目的とする廃棄物の熱分解を包含する、有機硫黄を含む固形廃棄物、特に核施設から出されるイオン交換媒体を処理する方法。
IPC (3件):
F23G 5/027 ,  G21F 9/30 571 ,  G21F 9/32
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭52-106100
  • 特開昭61-053104
  • 特開昭59-220696

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