特許
J-GLOBAL ID:200903029013112790

バリフオーカルレンズ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 修治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-273547
公開番号(公開出願番号):特開平5-088069
出願日: 1991年09月26日
公開日(公表日): 1993年04月09日
要約:
【要約】【目的】 バリフォーカルレンズを変倍駆動している間にも合焦状態を保持することができ、しかも位相差検出方式に基づく測距が不能な場合にも合焦が迅速に行われるようにする。【構成】 合焦レンズ位置検出手段15で得た合焦レンズ位置データFpと、変倍レンズ位置検出手段12で得た変倍レンズ群位置データZpとの2種のデータを演算部19,20,21で演算して、補正量データDfpと補正合焦方向データMDRを求める。一方、位相差検出部9で検出した位相差検出データAFDを基に演算部30で位相差データAFdを求める。判定部31で、測距不能、位相差演算中または位相差検出中のいずれかの状態が判定されたときには上記補正量データDfpと補正合焦方向データMDRに基づいて合焦補正させる。判定部31で測距可能と判定されたときには、位相差検出データAFDから求められたデータに基づいて合焦させる。
請求項(抜粋):
同一光軸上に配設された変倍レンズ群および合焦レンズ群からなる変倍光学系の該合焦レンズ群を至近距離から無限遠距離に至る被写体距離に対応する上記光軸上の至近位置から無限遠位置までの間の合焦位置に設定した後、上記変倍レンズ群により上記変倍光学系の全系焦点距離を最短焦点距離と最長焦点距離との間の任意の第1の焦点距離から第2の焦点距離へ更新させることに伴い同一被写体に対し結像位置ずれを生ずるバリフォーカルレンズにおいて、上記変倍レンズ群を駆動する変倍駆動手段と、上記変倍レンズ群の上記光軸上の位置を検出して変倍レンズ位置データを得る変倍レンズ位置検出手段と、上記合焦レンズ群を駆動する合焦駆動手段と、上記合焦レンズ群の上記光軸上の位置を検出して合焦レンズ位置データを得る合焦レンズ位置検出手段と、上記変倍レンズ位置検出手段と上記合焦レンズ位置検出手段からのそれぞれの位置データを受けて、上記結像位置ずれの補正がなされる補正合焦位置までの上記合焦レンズ群の移動量および駆動方向をそれぞれ補正量データおよび補正合焦方向データとして変倍レンズ群を変倍開始する前と変倍中のそれぞれについて算出する総合合焦補正演算手段と、上記変倍レンズ位置検出手段で得られる変倍位置データと上記合焦位置検出手段で得られる合焦位置データと上記総合合焦補正演算手段で得られる上記補正量データおよび補正合焦方向データとに基づき合焦補正量データを演算する合焦演算手段と、上記変倍撮影光学系を透過する光束を受け、合焦検出データを得る合焦検出手段と、この合焦検出手段で得られた合焦検出データに基づき測距の可能/不能の判定と上記合焦検出データに基づき非合焦量データの演算を行う演算/判定手段と、この測距判定/演算手段によって測距の信頼性があり測距可能と判定した場合には、そのときに、上記合焦検出手段で得られた合焦検出データに基づき上記合焦駆動手段を制御して上記合焦レンズ群を駆動し、上記変倍レンズ位置検出手段で得られた変倍レンズ位置データと上記合焦レンズ位置検出手段で得られた合焦レンズ位置データとに基づき上記総合合焦補正演算手段で得られた補正量データと補正合焦方向データを記憶して次回に上記合焦レンズ群を駆動するに備え、一方、上記演算/判定手段によって測距の信頼性が無く測距不能と判定した場合には、上記総合合焦補正演算手段で既に得られている補正量データと補正合焦方向データとに基づき上記合焦レンズ群を上記合焦駆動手段を用いて駆動する制御手段と、を具備することを特徴とするバリフォーカルレンズ制御装置。
IPC (3件):
G02B 7/08 ,  G02B 7/28 ,  G03B 13/36
FI (2件):
G02B 7/11 N ,  G03B 3/00 A
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-125106
  • 特開平3-123331
  • 特開昭63-289517

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