特許
J-GLOBAL ID:200903029017887126

スクロールコンプレッサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小谷 悦司 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-262301
公開番号(公開出願番号):特開平11-101186
出願日: 1997年09月26日
公開日(公表日): 1999年04月13日
要約:
【要約】【課題】 旋回スクロールを偏心量可変とすることで両スクロール間のクリアランスをなくすようにしつつ、旋回スクロールの遠心力を軽減することにより両スクロールの圧接部分に加わる応力を小さくする。【解決手段】 固定スクロール及び旋回スクロール51と、駆動軸55と、この駆動軸55に対してその径方向に所定範囲だけスライド可能に取り付けられ、かつ、スクロール軸51aを駆動軸55に対して偏心した位置に支持するスライド部材60とを備え、駆動軸55の回転に応じ、旋回スクロール51が遠心力により固定スクロールに対して偏心方向に押し付けられた状態を保ちつつ旋回するように構成する。さらに、スライド部材60に、駆動軸55に対するスクロール軸51aの偏心方向とは反対側にスライド部材60の重心を偏らせるバランサー63を設ける。
請求項(抜粋):
相対応する渦巻体を有して互いに組合わされることにより圧縮室を形成する固定スクロール及び旋回スクロールと、該旋回スクロールを旋回させるための駆動軸と、この駆動軸に対してその径方向に所定範囲だけスライド可能に取り付けられ、かつ、上記旋回スクロールの軸を上記駆動軸に対して偏心した位置に支持するスライド部材と、上記旋回スクロールの自転を阻止する自転防止機構とを備え、上記駆動軸の回転に応じ、上記旋回スクロールが、スライド部材のスライド可能な範囲で遠心力により固定スクロールに対して偏心方向に押し付けられた状態を保ちつつ旋回するように構成されたスクロールコンプレッサにおいて、上記スライド部材に、駆動軸に対する旋回スクロールの軸の偏心方向とは反対側にスライド部材の重心を偏らせるバランサーを設けたことを特徴とするスクロールコンプレッサ。

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