特許
J-GLOBAL ID:200903029020884260
衛星受信装置及び衛星受信システム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-202581
公開番号(公開出願番号):特開平10-048315
出願日: 1996年07月31日
公開日(公表日): 1998年02月20日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、人工衛星から送信された電波が複数の伝搬経路で多重受信(マルチパス)されて位置データに生じた誤差を減少させることを課題とする。【解決手段】 GPS受信装置3は、複数のGPS衛星2からの電波を受信するアンテナユニット4と、アンテナユニット4で受信された信号から現在位置を演算するGPS本体ユニット5と、現在位置の周辺地図を表示する操作・表示部6から構成されている。GPS本体ユニット5は、RFコンバータ9とGPS復調・演算部10からなる。GPS復調・演算部10のCPU14は、受信可能になった新たな受信チャンネルが増えたか否かを判定し、新受信チャンネルが増えたことが検出された場合、今回の受信データと前回の受信データとの差により受信位置の移動速度を演算し、速度が所定値以上であるとき、新受信チャンネルにより受信された受信データが間接受信によるものであると判定する。
請求項(抜粋):
複数の受信チャンネルのうち人工衛星からの電波を受信した受信チャンネルをロックする受信器と、該受信器の受信チャンネルにより受信された受信データに基づき現在位置を演算する演算手段とを有する衛星受信装置において、前記受信チャンネルにより受信された今回の受信データと前回の受信データとの差により受信位置の移動速度を演算する速度演算手段と、該速度演算手段により算出された速度が所定値以上であるとき、前記受信チャンネルにより受信された受信データが間接受信によるものであると判定する間接受信判定手段と、を備えてなることを特徴とする衛星受信装置。
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