特許
J-GLOBAL ID:200903029024892119
X線CT装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
杉谷 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-317844
公開番号(公開出願番号):特開2004-147945
出願日: 2002年10月31日
公開日(公表日): 2004年05月27日
要約:
【課題】被検体のズレに起因するX線管の設定管電流の狂いを確実かつ容易に修正する。【解決手段】この発明の装置は、X線CT撮影実行中、線量非一定区間求出部16で被検体Mのズレの距離に相当する線量非一定スキャン区間を求出し、設定管電流変化判定部17で被検体Mのズレの向きに相当するX線管1の設定管電流の変化の有無を求出して、両求出結果に従って対応関係シフト部18で設定管電流と被検体Mの体軸Z上の位置との間の対応関係を即時シフトすることによって、設定管電流の狂いの原因である設定管電流と被検体Mの体軸Z上の位置との対応関係のズレを速やかに解消する構成を備え、設定管電流を狂わせる被検体のズレを自動的に検出し、設定管電流の狂いを自動的に修正するので、設定管電流の狂いは確実かつ容易に修正される。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
被検体の体軸の方向に沿って生じるX線透過率の平均レベルの変動に追随して変化しながら透過X線の平均線量を略一定の適切量に保てるようにX線管の設定管電流を算出し被検体の体軸上の位置と対応付けしたかたちで保持すると共に、X線CT撮影の実行中は予め算出保持された設定管電流にしたがってX線ファンビームを被検体の体軸の方向にスキャン(走査)させるように構成されたX線CT撮影装置において、(A)X線CT撮影実行時のX線ファンビームのスキャンに伴ってX線検出器から収集されるX線透過信号に基づき被検体の体軸の方向に沿って透過X線の平均線量を逐次求出する平均線量逐次求出手段と、(B)逐次求出される各平均線量が略一定の適切量であるか否かを判定して否が途切れず続くスキャン区間(線量非一定スキャン区間)を求出する線量非一定区間求出手段と、(C)平均線量が略一定の適切量でなくなる前後で設定管電流の変化が有るか無いかを判定する設定管電流変化判定手段と、(D)線量非一定区間求出手段で線量非一定スキャン区間が求出されると線量非一定スキャン区間の長さと設定管電流変化判定手段による設定管電流の変化の有無とにしたがって設定管電流と被検体の体軸上の位置との対応関係を即時シフトさせる対応関係シフト手段とを備えていることを特徴とするX線CT撮影装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (4件):
4C093AA22
, 4C093BA17
, 4C093FA36
, 4C093FA54
前のページに戻る