特許
J-GLOBAL ID:200903029025926769

車両の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 征史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-252172
公開番号(公開出願番号):特開平5-085387
出願日: 1991年09月30日
公開日(公表日): 1993年04月06日
要約:
【要約】【目的】 車速に基づいて制御を行なう車両の制御装置であって、入力された車速が正常であるか否かを判定するために少なくとも2つの車速を入力し、それらの偏差が所定値以上のときはフエイルセーフ制御に入ると共に、上記少なくとも2つの車速のうちの少なくとも1つは車輪速に基づく車速であり、かつ車両にはスリップ制御手段が設けられている場合の車両制御装置において、スリップ制御に起因する車輪速の変動により上記車速同志の偏差が所定値を越え、誤ってフエイルセーフ作動に入るのを抑制する。【構成】 ABSもしくはTRCによるスリップ制御中(T2 ,T3 ,T4 におけるYES)はフエイルセーフ作動に入るのを緩和する。緩和するにあたっては、例えば図示のように車速偏差判定(T5)を省略してフエイルセーフ作動(T8 )には入らないようにしたり、図示はしていないが上記所定値Thを増大変更することができる。
請求項(抜粋):
車輪のスリップを制御するスリップ制御手段を有する車両に設けられた制御装置であって、少なくとも2つの車速検出手段から車速が入力され、該少なくとも2つの車速検出手段のうちの少なくとも1つは車輪速に基づく車速検出手段であり、上記少なくとも2つの車速検出手段から入力された車速に基づいて得られた制御車速に基づいて制御を行なう制御装置において、上記少なくとも2つの車速検出手段から入力された車速に関する値同志の偏差が所定値以上のときは上記制御装置をフエイルセーフ作動させるフエイルセーフ処理部と、上記スリップ制御手段によるスリップ制御時は上記フエイルセーフ処理部によるフエイルセーフ作動を緩和させるフエイルセーフ緩和部とを備えて成ることを特徴とする車両の制御装置。
IPC (7件):
B62D 6/00 ,  B60K 28/16 ,  B60T 8/58 ,  B62D101:00 ,  B62D105:00 ,  B62D109:00 ,  B62D137:00

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