特許
J-GLOBAL ID:200903029027154526
クリップ
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-057778
公開番号(公開出願番号):特開平10-252726
出願日: 1997年03月12日
公開日(公表日): 1998年09月22日
要約:
【要約】【課題】 取付孔が長孔であっても、不用意に抜け出すことがないクリップを得る。【解決手段】 雌部材12の弾性片18を取付孔46、48へ挿入し、雄部材14の頭部20が鍔板36に当接するまで押し込むと、弾性片18の先端に設けられた突起30へ、テーパー部26が摺動して、弾性片18を除々に押し拡げる。そして、頭部20が鍔板36に当接すると、拡径した弾性片18の外周面が取付孔48の孔周縁に係止される。このとき、弾性片18に設けられたスリット口40が脚体16に設けられたリブ22と係合して、弾性片18の偏りを防止する。この偏りとは、弾性片18がスリット34を狭める方向(周方向)へ変形することを意味する。
請求項(抜粋):
筒体を軸方向に沿って複数のスリットで分割し拡縮する方向へ弾性変形可能とされた弾性片と、前記弾性片に設けられた係合部と、前記弾性片の後端部に設けられ弾性片が構成する中空部と連通する円孔が形成された鍔板と、を有する雌部材と、前記鍔板と当接する頭部と、前記頭部から延出され前記弾性片が構成する中空部へ挿入され弾性片を押し拡げる脚体と、前記脚体に設けられ前記係合部と係合して前記弾性片の偏りを防止するロック部と、を有する雄部材と、で構成されたことを特徴とするクリップ。
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