特許
J-GLOBAL ID:200903029028027838

誘導加熱調理器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-051131
公開番号(公開出願番号):特開平5-258849
出願日: 1992年03月10日
公開日(公表日): 1993年10月08日
要約:
【要約】【目的】 一般家庭において使用される誘導加熱調理器において、複数個のコイルを用いてその各々のコイルの加熱する鍋の範囲の温度により各コイルへ電力を配分して加熱むらをなくし、総電力量を制限して安全に使用でき、また複数のコイルのうち所定のコイルだけで加熱できるようにして高い温度と早い熱応答性により高い調理性能を得られるようにする。【構成】 複数の加熱コイル2,4と、複数の高周波電源3,5と温度差測定手段9を設け、温度差がなくなるように制御手段11で電力を配分する。電力制限手段12を設けて、総電力量が所定電力量を越えないように制御する。コイル切換手段13を設けて所定のコイルだけで加熱できるようにする。これにより、鍋6の加熱むら、使用の安全性、早い熱応答性を満たすことができる。
請求項(抜粋):
調理を行うための誘導加熱方式に適した所定の鍋と、この鍋の下部に水平方向に配置された2つ以上の複数の加熱コイルと、この複数の加熱コイルに高周波電流を通電して誘導加熱により前記鍋を加熱する高周波電源と、前記複数の加熱コイルのそれぞれによって加熱される範囲の鍋の温度を測定するように配置された複数の温度検知手段と、この複数の温度検知手段により測定された各々の温度の差を測定する温度差測定手段と、使用者が任意に設定する温度設定手段と、前記複数の温度検知手段と前記温度差測定手段の入力を受けて、前記高周波電源に供給する電力を制御して温度の低い範囲に配置された加熱コイルに多くの電力を供給することにより、前記複数の温度検知手段により測定された前記鍋の複数の点の温度が温度差なく前記温度設定手段によって任意に設定された温度になるように制御する制御手段とを備えた誘導加熱調理器。
IPC (2件):
H05B 6/12 313 ,  H05B 6/12 308
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭59-114789
  • 特公昭38-005329
  • 特開昭48-046934
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