特許
J-GLOBAL ID:200903029041324922

水酸化マグネシウム方式による排ガス脱硫方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 英一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-372281
公開番号(公開出願番号):特開2001-179048
出願日: 1999年12月28日
公開日(公表日): 2001年07月03日
要約:
【要約】【課題】 MgO 粉を水に溶解して製造されるMg(OH)2 吸収液に残留するMgO を排ガス脱硫に活用してMgO 粉の利用率を向上する。【解決手段】 吸収塔2内でSOX の除去に使用したMg(OH)2 吸収液を、この吸収液中に残留するMgO をMg(OH)2 に水和させた排液として抜き出し、このMg(OH)2を含有する排液を冷却塔1から取り出した冷却水循環用配管6を介して冷却水供給管21内を流れる冷却水に混合し、脱硫性冷却水とする。この脱硫性冷却水を散水ノズル7から散布することにより、冷却塔1内に導かれる排ガス中のSOX を脱硫性冷却水により1次脱硫した後、排ガスを吸収塔2に供給して水酸化マグネシウム吸収液と接触させ、排ガス中のSOX を2次脱硫する。これにより、MgO の利用率を向上すると共に、排水中のCOD を大幅に低減する。
請求項(抜粋):
SOX を含有する排ガスを冷却塔内で冷却水と接触させて冷却し、続いて、この排ガスを吸収塔内に導き、該吸収塔内で水酸化マグネシウム吸収液と接触させて排ガス中のSOX を除去する水酸化マグネシウム方式による排ガス脱硫方法において、前記吸収塔内で排ガス中のSOX 除去に使用した水酸化マグネシウム吸収液を、排液として前記吸収塔の下部から抜き出し、この排液を前記冷却塔内で前記冷却水に混合し脱硫性冷却水として、前記冷却塔内で前記排ガスを冷却すると共に該排ガス中のSOX を1次脱硫し、続いて、この排ガスを前記吸収塔内に導き、該吸収塔で前記水酸化マグネシウム吸収液と接触させて排ガス中のSOX を2次脱硫することを特徴とする水酸化マグネシウム方式による排ガス脱硫方法。
IPC (3件):
B01D 53/50 ,  B01D 53/77 ,  B01D 53/34 ZAB
FI (2件):
B01D 53/34 125 D ,  B01D 53/34 ZAB
Fターム (14件):
4D002AA02 ,  4D002BA02 ,  4D002BA13 ,  4D002CA01 ,  4D002CA13 ,  4D002DA06 ,  4D002DA12 ,  4D002DA35 ,  4D002EA01 ,  4D002EA02 ,  4D002GA02 ,  4D002GA03 ,  4D002GB06 ,  4D002GB09

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