特許
J-GLOBAL ID:200903029041711241
フォルト・トレラント・コンピュータ・システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
岡田 次生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-328645
公開番号(公開出願番号):特開平9-016536
出願日: 1995年12月18日
公開日(公表日): 1997年01月17日
要約:
【要約】【課題】"Manetho"フォルト・トレラント・システムで使用される非決定性事象レコード形式としての先行グラフを単純化する。【解決手段】複数プロセスを動作させる複数プロセッサおよび複数の回復ユニットを備えるフォルト・トレラント・コンピュータ・システムにおいて、各プロセッサ上で動作する1つの活動プロセス、同じ回復ユニットの活動プロセスの送出メッセージおよびすべての活動プロセスの非決定性事象情報のシーケンスを記録するロギング手段、同じ回復ユニットの活動プロセスの最近状態情報を維持する履歴状態手段、および、活動プロセスの故障に応答して、同じ回復ユニットの履歴状態手段の状態情報を使用して、代替プロセスを起動する回復手段を回復ユニットの各々が備えることによって、従来技術のManethoシステムの先行グラフを、各活動プロセスの非決定性事象シーケンスを記録する先行ベクトルに置き換える。
請求項(抜粋):
相互にメッセージを交換し、経験した非決定性事象に応じた状態の継承を進める複数プロセスを動作させる複数のプロセッサを備え、1つの上記プロセスによって経験される上記非決定性事象がその事象によって受領されるメッセージを含み、複数の回復ユニットとして組織されたシステムであって、上記回復ユニットのそれぞれが、上記1つのプロセッサ上で動作し、同じ回復ユニットの活動プロセスによって送出される送出メッセージのログおよびすべての上記活動プロセスによって経験される非決定性事象に関する情報のシーケンスを記録するため、同じ回復ユニットの活動プロセスによって出力されるメッセージのそれぞれに連係して動作する非決定性事象レコードを維持するロギング手段と、上記1つのプロセッサと分離して配置され、同じ回復ユニットの活動プロセスの最近の状態に関する状態情報を維持する履歴状態手段と、上記1つのプロセッサと分離して配置され、上記活動プロセスの故障に応答して、同じ回復ユニットの履歴状態手段に保持される上記状態情報を他の回復ユニットのメッセージ・ログおよび非決定性事象レコードと共に使用して、故障活動プロセスを含む回復ユニットの外部のシステムと整合する状態で、動作可能な1つの上記プロセッサ上に代替プロセスを起動する回復手段と、を有し、各回復ユニットのロギング手段によって維持される上記非決定性事象レコードが、上記活動プロセスの各々についてそれぞれの実行履歴を含み、上記実行履歴のそれぞれが、対応する活動プロセスによって経験される非決定性事象のシーケンスを含み、それによって上記非決定性事象レコードを維持するロギング手段が該シーケンスを使用することができ、上記非決定性事象レコードが、活動プロセス間に存在する事象シーケンスの相関関係を含まない、フォルト・トレラント・コンピュータ・システム。
IPC (3件):
G06F 15/16 470
, G06F 15/16
, G06F 11/20 310
FI (3件):
G06F 15/16 470 R
, G06F 15/16 470 J
, G06F 11/20 310 A
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