特許

J-GLOBAL ID：200903029045064798

画像処理方法および装置

発明者： 岡本 浩明 ,  川上 進
出願人/特許権者： 富士通株式会社
代理人 (1件)： 長澤 俊一郎 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-215623
公開番号（公開出願番号）：特開2000-048195
出願日： 1998年07月30日
公開日（公表日）： 2000年02月18日
要約：

【要約】【課題】 局所ハフ変換の演算量を増やすことなく、正確な線分抽出を行うことができる画像処理方法を提供すること。【解決手段】 画像データを入力し、局所画像に分割し、各領域のρθ変換を行い、必要に応じて1次元フィルタ処理を行う。次に、局所ρθデータの補完(加算)を行う。すなわち、着目している領域の隣接領域のρθデータを、当該領域のρθデータに加算し、局所ρθデータの補完を行う。これにより、当該領域のρθ平面が均一となり、偽ピークの発生(すなわち線分の誤検出)を抑えられる。また、ρ幅を拡大することができ、ρ方向の1次元フィルタリングが実行可能になる。局所ρθデータの補完(加算)を行った後、得られた局所ρθについてピーク抽出処理を行い局所線分のパラメータ(ρi,θi)を得る。

請求項（抜粋）：

画像を矩形の小領域に分割し、その各局所画像を、直線方位θ・位置ρで表すパラメータ平面に変換し、そのパラメータ平面上でピークを検出することにより、局所画像内の線分を抽出する画像処理方法であって、隣接小領域のρθデータを利用して、当該小領域のρθデータを補完し、補完されたρθデータを用いて局所画像内の線分を抽出することを特徴とする画像処理方法。

Fターム (2件)：

5L096BA05 ,  5L096FA24